オーディオと釣りとポンコツと

ifi audio nano iDSD LEと nano iOneを借りました

2019.04.03 10:30

現在、据置ヘッドホンアンプ用のDAC探しをしてまして

ifi audioのDAC、2機種を代理店のトップウィングさんからお借りしました

スペック、外観


非常にコンパクトです


バスパワー駆動でnano iDSD LEはバッテリーも内蔵されてます


nano iDSD LEの方は機能もかなりシンプルでUSB入力とRCA及びフォンアウトのみです



nano iONEはUSB入力だけではなくSPDIFの入出力(光及び同軸)、Bluetooth接続(aptX及びAAC)と機能が豊富になっている反面、ヘッドホンの端子はなくなっています


両機種とも384kHz及びDSD256まで対応し

MQAにもアップデートで対応するようになりました


nano iONEに関してはハード的なアップグレードが必要なようで

中古等ではMQA非対応版と対応版が入り混じっている状態のようです

そこは注意する必要がありますね



聴き込んではないのでファーストインプレッションという形です


メーカーサイトの記述をみると

iONEの機能的にはiDSDと同じとあるので

サウンドも似てるのかなと思いましたが

実際聴いてみると差がありました


LE版とノーマルのiDSDでは少し音が違うのかもしれません

また、バッテリーの有無が電源の良し悪しとして

音の違いに寄与しているのかもしれません




nano iDSD LEはメリハリがあり、明瞭さを感じながらも柔らか目なサウンドです

やや低域が強めに感じました

変な嫌味さはなく17000円台という価格を考えるとコスパに優れてる音と感じました



nano iONEはnano iDSD LEからすると明瞭さやくっきりさが減った落ち着いたサウンドに感じました

細かいところの鳴り方等を比べると個人的に1歩劣る印象でした




まとめ


どちらも小さい筐体ながら非常にうまくまとめてある機種ですね

nano iONEに関してはBluetoothやSPDIF接続があるのは便利なのですが

無くてもいいのかなと感じてしまいました

SPDIF接続はあった方が色々潰しは効くかもしれませんが... 


ここは中長期使ってくるとまた変わる点だと思うので機能として存在することは正直ありがたいです



nano iDSD LEについては潔いシンプルさで

物足りなさも感じますが

そこが魅力でもあります

音に関しても悪くないと思えました



DAC選びは早めに決着をつけたいところですので

中華DACを買うのかこれを買うのかとなってきそうです