風景印が告げる島時間
2019.04.03 21:55
旅先からはがきを出したことはありますか?
東京から南西へ約2000kmに浮かぶ宮古島から戻ってすぐ、大きな消印が押された1枚のはがきが届きました。
ここにしかない色 宮古島
鮮やかに思い出が蘇ってくるこの伝筆はがき。
なんという心遣い、うれしいじゃありませんか。
気持ちは一瞬で宮古島へワープ!
差出人は、宮古島伝筆キャラバンを強力にサポートしてくださったAさんです。
Aさん、本当にありがとうございました。
Aさんが宮古島を出発する日、奥田ひろ子先生と一緒に宮古郵便局の窓口へ出向きました。
なにも窓口まで行かなくても、ポストに投函すればいいんじゃないの?
そう言ったのですが、そこにしかない消印をどうしても押してもらいたいからとの返事。
この大きなスタンプ、風景印と呼ばれているものです。
風景印(ふうけいいん)とは、
郵便局に配備されている消印の一種である。正式名称は風景入通信日付印(ふうけいいりつうしんにっぷいん)。
旅先からはがきが届く、いまどき、それだけでも滅多にないこと。
そのうえ、現地の印象的な風景の大きな消印が押されているだなんて。
まったく消印にはこだわりのなかったわたしですが、せっかくAさんに教えていただいたのでお返ししました。
Aさんが宮古島を発った翌日、宮古郵便局の窓口ではがきに風景印を押してもらいました。
良いことは真似しないとねー。
調べると、沖縄県には現在8種類あることが判明。
離島の風景印は宮古島だけになるのかな?
いずれにしても、これからは旅先で時間に余裕のあるときは風景印を押したはがきを出したいなーと思った次第です。
そこにしかないもの。
そこに行かなければ感じられないもの。
そこに行ったから感じられたこと。
そこにしかない色 宮古島
たんでぃがぁたんでぃ。
自分の心にある、形のない想いや気持ちを、伝筆(つてふで)という見える形にして、
大切な人へ、大切に伝えます。
文字を描くのに年齢制限はありません。
50の手習いと言われるように、50歳からでも60歳からでも「生涯の技術」として、
伝筆をはじめていただけます。
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なみおか恵美