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比較するより自分を見つめましょう

2019.04.17 22:00

「今日、100歩あるく!」とみんなで決めたとしましょう。

でも、何らかの理由であなたは50歩しかあるけなかったとします。

100歩あるけた人もいるし、70歩あるいた人もいます。


あなただったら、こんな時自分のことをどう思いますか?


「50歩しか歩けなかった(ショック)」

「他の人はもっと歩いているのに!」


とネガティブになりますか?それとも


「でも50歩はあるけた!」


と思いますか?

どう思うか、それは人それぞれでしょうからそれは良いのですが、その根拠が欲しいところ。


まず、なぜ100歩あるくと決めたのか。ダイエットのため?健康促進?何か他の理由?


例えば懸命に歩いた結果の50歩だったのであれば、それは十分な達成と言えるかもしれません。

そうでなくても、例えばその50歩あるいた中で、ふと道端にとても綺麗な花が咲いているのを発見したとか、知らなかったオシャレなカフェがあったとか、「青空の下を歩いて気持ちがスッキリした!」とかでも良いと思うのです。


結局は自分がそうした行為の中で何かを手に入れることができたのか、それが最も重要だと思います。目標を機械的に達成しようと考えてしまうと、他の100歩や70歩あるいた人と意味もなく比較してしまったり、数字だけが目標になってしまうと、そこに心がないために喜びや意欲が生まれにくくなり、結局続かなかったりするものです。


比較なんて本当に意味のないことで、自分より歩いていた人は単純にヒマだったのかもしれない。運動能力がひときわ高いスポーツ選手なのかもしれない。本当は30歩しか歩いてないクセにSNSで盛ってるだけの自己顕示に踊らされてしまっているだけかもしれない。


だから自分がどんな目的を持っているのか、その中でどれだけ得るものがあったのか、気づきがあったのか。そうしたところに目を向けたプラスを手に入れる姿勢って大切だと思います。




荻原明(おぎわらあきら)