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春の「紫外線ケア」

2019.05.08 01:08

●真夏と変わらない春の「UV-A]に注意!!

真夏だけでなく4・5月の春に非常に高くなり、真夏の紫外線量に並ぶほどです。

●紫外線の種類と影響

紫外線は波長により、VU-C、VU−B、UV-Aに分けられ地上に届くのはA波とB波です。

一般的に日焼けと呼ばれるのは「UV-B」(全紫外線の約5%)によるものです。

UV-B波は、肌の表皮に達しメラニン色素を作らせシミを引き起こします。

UV-AはB波に比べて日焼け起こすエネルギーが弱いですが、すでにあるメラニン色素を濃くし、お肌を黒くします。

UV-A波は、お肌の表皮を通過し真皮にまで到達してダメージを与えるのでシワやたるみを引き起こす原因となります。更に雲やガラス窓も通過するので曇りでも安心できません。

●一旦浴びてしまったダメージは無しにできない!!

毎日ほんの少し浴び続ける生活紫外線は、微量でもご破算になることはなく真皮層の破壊が蓄積されていきます。コラーゲンやエラスチンなどは細胞ではなく、繊維状タンパク質なので表皮のように1ヶ月単位での細胞の生まれ変わりはないので、新たに生成されるまで約2年〜6年かかると言われています。

シミやシワを防ぐには、毎日の紫外線ケアが重要ですね。


春のUVケアの基本

1、室内でも日焼け止めを塗る ・・・UVAは雲やガラスなども簡単に通過するので曇りや室内でも数値が軽めの日焼け止めを塗りましょう 

2、日焼け止めアイテムを上手に使い分ける ・・・日焼け止めには紫外線吸収剤紫外線散乱剤の2種類があります。

紫外線吸収剤はUVB領域の紫外線をよく吸収しますが、吸収剤は化学物質なので、かぶれを起こすことがあるので、出来るだけ「ノンケミカル」とか「吸収剤未使用」などと表示されている散乱剤だけの製品を使いましょう。紫外線散乱剤を使用した日焼け止めは、比較的お肌に優しいのでオススメです。

3、日焼け止めのSPF値とは?・・・SPFは、主に紫外線UV−B波の防止効果を表す目安の数値。数字が大きいほど効果が高くなります。 

 例)SPF50というと、何も塗らない状態に比べて50倍日焼けしにくいということですが、時間の目安としては20分×50=1000分( 約16,7時間)効果があるとされています。

4、日常のSPF値は、15〜25程度で十分・・・特に気をつけたいのは、UV-Aなので注目すべきはPAのレベル(PA++などで表示)です。

5、効果的な塗り方  SPFの値を過信しないようにしましょう。量が少ないと効果が落ちます。特に海など紫外線の強い場所で長時間過ごすときは充分量を塗ることが大切です。塗り方のポイントは重ねづけです。全体にのばしたあと、頬や鼻などの高い部分は重ねづけが必要です。