休日には遊びたい人に向いてない職業
『休みの日には絶対遊びたい!』タイプの人は飲食の自営業はやらないほうがいいと思います
サラリーマン時代
例えば週末しか営業してない飲食店で
しかも繁盛店だったら
(あぁ、営業日はガッツリ働いて、休みはガッツリ休めて、メリハリのある幸せな働き方だなぁ)と憧れていました
サラリーマンという生活しか知らない自分の観察力では、自営業の水面から出ている華やかな部分だけしか見えてなかったわけです
現実はどうでしょうか?
週末しかやらない繁盛店の定休日である平日は
食材探しや仕込み、店内外の清掃、取引先への訪問や配達や集金、銀行回り、いろんな告知や新しいメニューの開発etc。。。
全ては週末の営業に向けての準備期間なんですね(当たり前ですが)
決して休んではいないんです
私たちが客として見ている飲食店(個人)の姿は氷山の一角に過ぎないんですね
しかし中には、ある期間死に物狂いで働いてしっかり稼いでから、長期間休んで旅に出たりと、自らのライフスタイルを築いている方もいます
その店のお客様もそういう営業スタイルを理解し、時には憧れをもって応援しているという素敵な店もあります
本来自営業をやるならばそんな店づくり(人から憧れをもって見られる)を目指すべきなんでしょうね!
「自営業は辛いんだよ・・・休みも休みじゃないんだよ・・・」
なんて周囲に話してたら、な~んか夢も希望も無くなっちゃいますもん(笑)
ただやはり家族経営の個人商店は、休みだからって休んでいられることは難しいのも事実
そんな毎日の中で、ちょっとだけ空いた時間にスパッと気持ちを切り替えて、集中して遊べるような、それで満足!を感じられるような人は自営業向いてるかもです
宮崎の高鍋に「OHANA」というBARがありました
楽園珈琲の名付け親である女性のご主人が経営されていたBARです
彼はサーファーで、プロになるために昼間はサーフィンをして夜は遅くまで自分の店を営業・・・
そんな生活を何年も必死で頑張り、日本各地で開催されるプロの試合に出場して勝ち進み、見事にプロ資格を取得しました
サラリーマン的思考回路で想像したら、昼間は自分の時間だし休みも自由だから日本中の試合にも行ける、酒を出す店は稼げるしいい仕事だよなぁ、となります
そうでしょうか?
彼は現在はBARをスパッとやめて立派なサラリーマンです
素晴らしいと思います
若くて気力体力共に充実した時代に頑張ったから成し遂げられた
休みの日には遊びたい!という人は会社を辞める前にもう一度考え直したほうがいいかもですよ(笑)