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Atelier Seran

1回焼成はテクニックが必要です。

2019.04.06 04:59

先日描いた野バラのプレート。


昨日、金彩を施し

先程お窯から出したばかりです。


野バラの絵は1回焼成で描いたもの。




1度の絵付けで陰影を着けています。


実はこれって、

結構なテクニックが必要です。

1度絵を描いた上に更に色を乗せるので

強く筆で描いてしまうと

下の絵具を拭ってしまうからです。


力を入れずに尚且つ色を乗せる。

経験値を上げていかないと

思うように行きません。


彩色チャイナでも

第2ステージの課題でも

1回目の課題であるスミレで

この大きな山場を迎えます。

しかも色を重ねる範囲が広い‼️




ここまで描いた後に

更に色を乗せるのです。


一発勝負で乗せないと

全部描き直しになります😱💦💦



彩色チャイナは

私が普段使うオイルではなく

専用の速乾性のバルサムと

テレピン油で描きます。



私が使用しているメディウムよりも

はるかに乾きが早く

直ぐに色を重ねられますが

筆で何度も擦ることが出来ません。

ソレをやると

絵の具がヨレます。



ステージ1でも

何度か出てきた重ねのテクニックが

ここで最大限に発揮します。



重ねのテクニックが身につくと

ワンファイヤーの絵付けも

お手の物になりますし

色々なモチーフを描く上でも

焼成回数を減らすことが 

できるようになります。



ぜひ沢山練習して

加減を体で覚えてくださいね。



本日もブログをご覧いただき

ありがとうございました😊