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石塚洋輔 公式ブログ

ジョイントベンチャーの利益配分について

2019.04.07 01:10

「ジョイントベンチャーでビジネスをしました。

利益の配分についてどのように設定したら良いか

わからないので教えてください。」


これはプロダクトローンチをはじめとした

インターネットマーケティングの業界でも

よく出てくる話です。


コンテンツホルダーとマーケッターの

力のバランスも関わってきます。


マーケティングの業界の場合

利益の50%配分が一般的ではあります。


他に判断基準としては

自分の力で売る力があるコンテンツホルダーの場合

マーケッターの方が少なくなったり

逆にコンテンツホルダーよりも

マーケッターの方が実力がありリストがある状態であれば

その配分は変化します。


芸能界でも同じことで

もう知名度やブランドイメージが良いタレントには

マーケティング側の企業が多大な費用を払ってタレントを起用していますね!


組むことで相乗効果、レバレッジがかかるのであれば

ジョイントベンチャーは有効な方法です。


しかし、

お互いに相乗効果、メリットがある状態でなければ

組むことはオススメしません。


実力者が多い私のグループコンサルティングのクライアントにお伝えしているのは、

自社できちんとマーケティングファネルができるようにして欲しいということ。


マーケティングを自社で行うことができれば

売るために他者と組んで自分の納得のいかないマーケティングをすることや

いらない部分で揉めることはなくなります。


だから、経営者はまず

セールスとマーケティングを学ぶ必要があると唱えています。


セールスとマーケティングができ

しっかりとキャッシュを作れるのであれば

他のことは解決できていきますし

会社を経営していく中で必然的にレベルアップして行きます。


ですから、

自社できちんとマーケティング ができるようになりましょう!


とはいっても判断基準は必要でしょうから

世界の標準をお伝えしましょう。


ジョイントべンチャーの世界基準

ジョイントベンチャーの世界の標準は


マーケティング20%
セールス10%
コンテンツ提供30%
利益40%


です。


ですから、あなたの商品サービスに

紹介をして成約まで至った場合に

20%のご紹介料をお支払いするのは当然。


よくアフィリエイト(紹介制度のこと)で

メールアドレス一件につき1000円などの紹介フィーを設定したりしていますが、

その方が広告費用が安いので現在のスタイルになっています。


しかし、よく考えてみてください。


紹介をするには信頼がなければできませんし

紹介者はその人との人間関係を形成するために

多大な知識や経験、費用をかけてきていますので

20%の紹介料をお支払いすることは当然で

広告費と捉えることができます。


セールスまでしてくれたならさらに10%。


紹介フィーの事例

例えば200万円の商品が売れたならば

紹介フィーは40万円。

セールスまでしてくれたならプラス20万円が謝礼の相場となります。


もしあなたがジョイントベンチャーをするのであれば

組む前にしっかりと決めておき

あとで揉める事のないようにしましょう。


どんなに最初はいい顔していても

お金のことになると人間は変わってしまいます。


前提として、はっきりと基準を持ちましょう。

これは企業の採用も集客のペルソナも同じ考え方です。

何をやるかよりも誰とやるか。


社員にはどんな人を求め、パートナーにはどんなことを求め

お客様はどんな人に価値を提供できるのか。


あなたの中で明確な基準を持つことが重要です。


ミッションの共感があり

人間的に成熟した”揉める必要のない人”

と組むことは大前提です。


相乗効果が出るならば

レバレッジがかかるならばジョイントベンチャーは素晴らしい方法です。


しかし

そうでないならば幸せにはなりません。


まずはしっかりと自分の力でマーケティング 、

セールスができるようになり、あなたのマーケティング ファネルを整えましょう。