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Hammam Spa は苦行だった(笑)/後日談あり

2019.04.08 14:48

ガイドブックにもこんな写真が載っていて、『ぜひ、行きたい!』と思っていたのが、

『Hammam Spa』。

クアラルンプールに2店舗あり、どちらもKLセントラル駅から車で15分前後。

最寄り駅は見当たらなかったから、タクシー(Grab)で行くのが正解だと思う。

予約は上記のサイトから出来る。

私が行ったパブリカ店のほうが本店っぽくて、パブリカ・ショッピングギャラリーという

ショッピングモールの中にある。

星の模様のタイルはこちらでよく見かけたけど、ここは床のタイルのデザインも凝っていて…

ディズニーランドのようなキラキラのアーチに目を奪われがちだけど、

床のタイルのデザインがすごい。


さて、施術のほうはというと…

これはやっぱりモールの中のスパという感じで、高級ホテルのスパと比べるとかなり雑だった。

Sultana Hammamという、3時間15分で583RM(約¥16,000)のコースを受けたのだが、

スチームサウナであかすり、ボディパック、アロママッサージ、シャンプーとヘアパック、

フェイシャルといった内容。

まず、シャンプーするのに、いきなり頭の上からお湯をかけられたのにはビックリした。

化粧を落としていかなかったのは私が悪いが、お湯で滲んだマスカラが目に染みる。

シャンプー自体も、私を座らせて、後ろからガシガシと…といった感じ。

雑というか、乱暴というか(笑)

そのままヘアパックして、あかすりを始める。

これは気持ち良かったし、驚くほど垢が出て、恥ずかしいくらいだった。

ここまではスチームサウナの部屋でやるので良かったが、問題はこのあと。

冷房の効いた部屋でのアロマオイルマッサージとフェイシャル。

マッサージは、アロママッサージにしては強めで私の好みだったが、

冷房でオイルが冷えていき、寒いのなんの…。

最後のフェイシャルが始まる頃には、『早く終わって~』と願うばかり。

(顔に蒸気をあてている間だけ、少しだけ暖かった)

冷房の効いたスパで寒くなる。

これ、東南アジアのスパではよくあることなので、いい加減学ぶべきなのだが、

値段の安さにつられて、つい長時間のコースを欲張ってしまう。

寒がりの私にとって、後半はまさに苦行のスパだった。


後日談、というか、今日の話。

朝の9時過ぎに、クレジットカード会社から電話があった。

『今朝、というか夜中なんですが、午前3時頃にネットでカードを使われましたか?』

『いいえ、その時間は寝てました』

やられた!クアラルンプールでスキミングされたか!

聞くと、ネットで何かのチケットを6万いくら、化粧品を2万円弱購入しているらしい。

夜中にネットで、チケットと化粧品…これ、ホントに私が使用していてもおかしくない(笑)

なのに、カード会社さん、よくぞ不正使用だと見破ってくれた!

実はこのカードはサブカードなので、メインカードのアメックスが使えないとき、

つまり、VISAかMasterしか使えないときしか使ってないので、

クアラルンプールで使ったのは、たった3回。

100RMをキャッシングしたときと、ピンクモスクへ行くときに、

KLIAトランジットの往復チケットを券売機で買ったとき。

そして、この Hammam Spa の支払いだ。このHammam Spa が怪しい。

キャッシングと券売機は機械が相手なので、人にカードを手渡したのはこれだけだ。

ATM等に読み取り機が仕込まれていることもあるらしいが、

今回はネットで使われているので、必要な情報は、

カード番号と名義、有効期限、セキュリティコードくらい。

カードの両面をコピー、または写真を撮ってしまえば手に入る情報なので、

スキミングというほどでもなかったか。

油断したつもりはなかったけど、スパの会計時ってお茶とか出されるから、

カードから目を離さなかったかと言われれば自信がない。

もちろん、Hammam Spa が原因と決まったわけではないけど。

ともかく、今回は保障の対象になるので、私に実害はなかった。

カードは即時無効になり、後日、新しいカードが送られてくる予定だ。

ただ、暗証番号を使われた場合は保障対象外になる場合もあるので、要注意。

マレーシア・スキミングで検索すると、マレーシアはかなり危ないことがわかった。

暗証番号を押すときは、手元を覆うとか対策を。

というか、クレジットカードで払うより、現金に両替したほうがレートが良かったので、

全部現金で払えば良かったんだね。

マレーシア、怖っっ。