Hammam Spa は苦行だった(笑)/後日談あり
ガイドブックにもこんな写真が載っていて、『ぜひ、行きたい!』と思っていたのが、
『Hammam Spa』。
クアラルンプールに2店舗あり、どちらもKLセントラル駅から車で15分前後。
最寄り駅は見当たらなかったから、タクシー(Grab)で行くのが正解だと思う。
予約は上記のサイトから出来る。
私が行ったパブリカ店のほうが本店っぽくて、パブリカ・ショッピングギャラリーという
ショッピングモールの中にある。
星の模様のタイルはこちらでよく見かけたけど、ここは床のタイルのデザインも凝っていて…
ディズニーランドのようなキラキラのアーチに目を奪われがちだけど、
床のタイルのデザインがすごい。
さて、施術のほうはというと…
これはやっぱりモールの中のスパという感じで、高級ホテルのスパと比べるとかなり雑だった。
Sultana Hammamという、3時間15分で583RM(約¥16,000)のコースを受けたのだが、
スチームサウナであかすり、ボディパック、アロママッサージ、シャンプーとヘアパック、
フェイシャルといった内容。
まず、シャンプーするのに、いきなり頭の上からお湯をかけられたのにはビックリした。
化粧を落としていかなかったのは私が悪いが、お湯で滲んだマスカラが目に染みる。
シャンプー自体も、私を座らせて、後ろからガシガシと…といった感じ。
雑というか、乱暴というか(笑)
そのままヘアパックして、あかすりを始める。
これは気持ち良かったし、驚くほど垢が出て、恥ずかしいくらいだった。
ここまではスチームサウナの部屋でやるので良かったが、問題はこのあと。
冷房の効いた部屋でのアロマオイルマッサージとフェイシャル。
マッサージは、アロママッサージにしては強めで私の好みだったが、
冷房でオイルが冷えていき、寒いのなんの…。
最後のフェイシャルが始まる頃には、『早く終わって~』と願うばかり。
(顔に蒸気をあてている間だけ、少しだけ暖かった)
冷房の効いたスパで寒くなる。
これ、東南アジアのスパではよくあることなので、いい加減学ぶべきなのだが、
値段の安さにつられて、つい長時間のコースを欲張ってしまう。
寒がりの私にとって、後半はまさに苦行のスパだった。
後日談、というか、今日の話。
朝の9時過ぎに、クレジットカード会社から電話があった。
『今朝、というか夜中なんですが、午前3時頃にネットでカードを使われましたか?』
『いいえ、その時間は寝てました』
やられた!クアラルンプールでスキミングされたか!
聞くと、ネットで何かのチケットを6万いくら、化粧品を2万円弱購入しているらしい。
夜中にネットで、チケットと化粧品…これ、ホントに私が使用していてもおかしくない(笑)
なのに、カード会社さん、よくぞ不正使用だと見破ってくれた!
実はこのカードはサブカードなので、メインカードのアメックスが使えないとき、
つまり、VISAかMasterしか使えないときしか使ってないので、
クアラルンプールで使ったのは、たった3回。
100RMをキャッシングしたときと、ピンクモスクへ行くときに、
KLIAトランジットの往復チケットを券売機で買ったとき。
そして、この Hammam Spa の支払いだ。このHammam Spa が怪しい。
キャッシングと券売機は機械が相手なので、人にカードを手渡したのはこれだけだ。
ATM等に読み取り機が仕込まれていることもあるらしいが、
今回はネットで使われているので、必要な情報は、
カード番号と名義、有効期限、セキュリティコードくらい。
カードの両面をコピー、または写真を撮ってしまえば手に入る情報なので、
スキミングというほどでもなかったか。
油断したつもりはなかったけど、スパの会計時ってお茶とか出されるから、
カードから目を離さなかったかと言われれば自信がない。
もちろん、Hammam Spa が原因と決まったわけではないけど。
ともかく、今回は保障の対象になるので、私に実害はなかった。
カードは即時無効になり、後日、新しいカードが送られてくる予定だ。
ただ、暗証番号を使われた場合は保障対象外になる場合もあるので、要注意。
マレーシア・スキミングで検索すると、マレーシアはかなり危ないことがわかった。
暗証番号を押すときは、手元を覆うとか対策を。
というか、クレジットカードで払うより、現金に両替したほうがレートが良かったので、
全部現金で払えば良かったんだね。
マレーシア、怖っっ。