12.恋愛と結婚の違いについて

何年も交際を続けてきた相手に結婚したいことを伝えると、結婚相手としては見れないと

断れて破局するケースがあるのをご存知でしょうか。今回は、そんな恋愛と結婚の違いに

ついて考えてみましょう。

恋愛は現在、結婚は未来を考える必要がある

恋愛は、一緒にいて楽しいかどうかが重要です。一般的には外見が良くて、ドキドキして、

気前が良くて、リードしてくれるような人が好まれますが、そんな相手との結婚が必ずしも

幸せとは限りません。

外見が良くてドキドキするようなタイプは異性関係のトラブルがつきものですし、気前が

良い人であれば、浪費家で無駄遣いをする場合があります。いつもリードしてくれて頼りに

なる人であれば、自分の意見にそぐわないと怒り出す場合があります。

恋愛は自己責任、結婚は連帯責任です

恋愛は、自分がしたことは自分に返ってくるだけですが、結婚は自分の行動が家族にまで

影響を与えるのです。例えば、あなたの言動ひとつで、子どもは友達から「おまえの親って

カッコいいよな」とか、「おまえの親って怖いよな」と言われるのです。さらに、あなたが

悪くなくても、パートナーとなる相手の言動ひとつで「あそこの家は◯◯だから」と言われ

ることがあります。

つまり、結婚相手というのは、家族のことを考えて行動できる人、自分のやりたいことだけ

を主張するのではなく、相手にあわせた行動ができる人でなければいけないのです。恋愛は

二人の関係だけで済みますが、結婚すると家族として見られるようになるため、連帯責任が

伴うのです。