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経絡治療学会 山陰部会

経絡という流れは、川のよう。

2019.04.07 05:29

桜前線が、ここ島根にも差し掛かり満開の桜🌸

皆様のお住いの地域ではいかがでしょうか?


この川、三瓶川と言いますが桜の木がたくさんあって、春になるとウォーキング場所として皆さん歩かれています。


僕もこの川沿いをよく歩きますが、今日は違うことを感じたのでここでアップ。


【経絡の流れと、川の流れは似ている?】

それは、川沿いにあるくと、冷たい風がヒューっと抜けていってとっても寒い。


首から背中にかけて走る風は、春の風というより冬の風。


風は谷になった川、川沿いを通っていくんですねー!


それとは別に、少し川から離れて横にそれて歩くと、風も無く、陽の光でとても温かく感じたのです。


これって経絡と似ているなぁと感じたわけです。


人のからだには、経絡という流れで全身すみずみまで気を流しています。


学校では、経絡人形のように、経穴、ツボで点と点とで結ばれる線という概念と教えられますよね。


経絡治療では、経絡は面という表現で表します。

点と点ではなく、面のなかにある1つの点(経穴)なんです。


これは、先ほども言った川の流れと同じ。

川という谷は、線ではなく、ある一定の深さの面として捉えられ、そこに風(気)が流れていくイメージです。


川沿いから離れると、気が流れにくい。


経穴は、その流れを循環させる場所。


そんなふうに見てみると、自然界の中から人体を見ていくという古人からの教えは、今、東洋医学として現代に活用されている訳ですね!


日々の暮らしの中で、東洋の思想は実感できるものなんです!皆さんの暮らしではどうでしょう?


月森


4月29日月曜日に、愛知県から村田守宏先生をお迎えして研修会を開きます。〈場所は米子市文化ホール、10時より〜〉


ゴールデンウィークでお時間が取れそうな先生、是非いらして下さい。必ずよき1日になります!