HR版SDG策定ワークショップレポート|これからの個人×組織のあり方を考える
先日3月29日に、HR版SDG策定ワークショップを開催しました。
これまでOne HRでは、持続可能(=サスティナブル)な組織と個人を生み出すためのイノベーティブなHRの創出を目指し、HR業界が目指す共通目標(HR版SDGs)を策定するプロジェクトを推進してきました。
このたび、参加型のワークショップを開催し、思いのあるHRパーソンの皆様とこのSDGs策定を実現したいと考え、公開型のワークショップを開催いたしました。
※SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
会場は、日本で最も歴史のあるMBAアカデミーである日本生産性本部が運営する経営アカデミーをお借りしました。
まず冒頭に、CSR48の総監督で積極的に国連の定めるSDGsの啓蒙活動を行っていらっしゃる太田様から、国連SDGsの策定経緯や実際の企業活動における活用状況についてレクチャーをいただきました。
続いて、個人ワークを行いました。
テーマは3つ。組織や個人が必要とされ続けるために、「①個人側があるべき姿」と「②組織側があるべき姿」、そして「③個人×組織のSDGs(共通目標)」です。
テーマが大きく、最初は皆さん戸惑っていらっしゃいましたが、コツがつかめてくると皆さん思い思いに入力を進めていらっしゃいました。
個人ワークの次は、いよいよ各グループ内でそれぞれの案を持ち寄り、グループとしてのSDGs(=共通目標)をつくっていきます。
多様な視点がありつつ、皆さんの意見の共通点も多く話し合いは大変盛り上がっていました。
グループワークが終わったら、遂に全体での発表です。
各チームでまとめあげるアプローチ方法が異なったり、バックグラウンドがバラバラだったりして、非常に面白いアイデアが多く出てきました。
働き方やキャリアの歩み方、人の活躍の仕方には、多様な考え方があることを皆さん認識されたのではと思います。
最後に、現在OneHRで取り組むHR版SDGs策定プロジェクトの進捗について共同代表の西村から紹介させていただきました。途中、経産省で行われたこれからの人材マネジメントのあり方の研究会の内容について、働き方改革分野に詳しい弁護士の白石先生に解説をいただきました。
One HRでは、元号の変わる5月1日をDay Oneと位置付けて、このSDGsを発表できるように、策定プロジェクトを進行しています。幅広く皆様のお考えやご意見を伺えればと思っていますので、ご興味のある方はぜひお気軽にお問合せください。