選挙結果を受けて
地元の同じ党の県議をはじめ、我が党会派に所属する地元の国会議員が、無所属の労組系現職市議や他党の現職市議をも応援する中、ほとんど孤軍奮闘の大変苦しい選挙戦でした。加えて言えば、我が党の現職市議は、連合千葉や市長、そして野田前総理が代表の千葉民主連合の応援を受けていましたが、われわれ新人・元職には全くありませんでした。このような中でトップに肉薄(211票差)する得票で当選できたことは大変驚きですし、喜びも大きいです。後援会の皆さん、選対やボランティアのスタッフの献身的な支えに心より感謝を申し上げます。前回落選後の4年間、地道に地元活動を行ってきましたが、政治活動的には現職議員に圧倒的に劣るため、徹底的に知恵を絞り、効果が最大となる選挙戦略を練り、実行できたのも大きかったと思います。
そうは言っても、最大の勝因は、多くの有権者の皆様が今の政治、具体的に言えば、森友・加計疑惑、統計不正問題などにみられるように、国民に嘘までついて官邸の顔色ばかりうかがう「忖度政治」に嫌気がさし、我々立憲民主党に何とかして欲しいと期待している表れであったと思います。選挙戦を通じて、有権者の皆様からそういったご意見を数え切れないほど伺いました。国民の多くは政治にあきらめを持ち、何の関心も持っていないのかと思っていただけに、これには正直驚きました。夏の参議院選挙も大いに期待できると思います。
市議会議員は市民に最も近い政治家ですので、これまで以上に市民の皆様のご意見に耳を傾け、市政に反映していきたいと思います。草の根からの声に基づく熟議の民主主義を実践し、政治の信頼を回復してまいります。
千葉市議会議員候補(中央区選挙区)
立憲民主党公認 岡田 慎(しん)