「発達障害の子どもたちの進路を考える」講演会に参加して参りました
"Light it up BLUE"という言葉をご存知ですか。
これは自閉症啓発のために行われている世界的なキャンペーンの名称です。
毎年4月2日~8日の期間は世界発達障害啓発週間とされているそうで、我々でぃありす上尾のスタッフも先日、埼玉県川越市で行われた講演会に参加して参りました。
詳細がこちら↓↓↓
~Light it up BLUE KAWAGOE 特別基調講演~
発達障害の子ども達の進路を考える
ウェスタ川越を会場に行われたこの講演会。
第1部では「NPO法人チューリップ元気の会」理事長溝井啓子様とそのご家族のお話を、
第2部では、「夢の為の進路選択」と題して、放課後デイサービスのプログラム開発者である北川庄治様、「寺子屋夢塾長」でいらっしゃる古屋友和様のお話を聞かせて頂くことができました。
実際に発達障害をお持ちのご長男、ご次男の進路選択の道のりについて語って下さった溝井様のお話は大変勉強になりました。
また第2部では、発達障害をお持ちの生徒さんのために日々ご尽力なさっている当事者お二方の、具体的で貴重なお話を聞くことができ、新しい発見ばかりでした。
発達障害の診断をお持ちの子どもに限らず、子ども達はひとりひとり異なった素晴らしい個性をもって生きています。
その個性を単に“得意・不得意”、“できる・できない”と大人の尺度で振り分けてしまうのではなく、伸ばすべきところはのびのびと伸ばし、補完すべきところは一緒に方法を考えながら、最適な方法で力をつけさせてあげることが、教育者のつとめであると改めて感じさせられました。
そして、何よりも大切なのが「生徒ご本人の意思」です。
子どもだって、意思をもって生きる、立派な一人の人間です。
「まだ子どもだから」と片付けるのではなく、学齢にかかわらず、ご本人の希望や意思をきちんと聞く姿勢はとても大切であると思っています。
ご本人の意向に沿って必要な支援をし、その背中を押してあげられるような進路指導を今後も心がけていきたいと思います。