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薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ゼリー製剤ってどんなもの?

2019.04.11 00:55

(株)エーザイは老人向けにアリセプト™のゼリー製剤を発売している。


2009年に発売されたこの製剤はゼリーに薬を溶解させるという全く新しい製剤である。


ゼリーを作るにはゲル化剤が必要である。


冷蔵庫で冷やして作る普通のゼリーのゲル化剤はゼラチンである。


アリセプト™のゲル化剤はゼラチンではなく2種類の植物由来のゲル化剤(カラギーナンとペクチン)が使われている。


常温で3年間の安定性が確保されている。

世界1の日本の高齢化率

(株)エーザイの製剤技術者の挑戦に素直に拍手である。




ゼリー製剤は苦くない☚誤り


龍角散がおくすり飲めたよ™の商品名で服薬補助ゼリーを販売している。


このゼリーに混ぜて薬を飲むと苦くないため、誤解している人が多くいる。


薬の苦味は水に溶解して初めて感じる。

らくらく服薬ゼリーは水分が少ないので混ぜて飲んでも苦みを感じない。


さて、らくらく服薬ゼリーのゲル化剤は寒天です。  


ゼリーの弾力性の秘密はその網目構造にある。


そして、龍角散の服薬ゼリーに用いられている寒天ゲルは網目の隙間が大きく網目の中に薬の有効成分が留まらないようにできている。


よく考えられた商品である。