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動く体の教科書 山崎 圭

結果を変えるなら…

2019.04.10 12:29

運動やトレーニングを用いて今までの身体から何かしらの変化を望んでいるのであれば、入力と処理の過程を変えなくては結果は変わらない。


例えば、立ち上がる力が弱いと思っている方が膝を伸ばす筋力を上げようと膝のトレーニングをがんばっていたとします。


それで効果が出れば正しいアプローチだったと言えますが、なかなか効果が出ないこともあると思います。


この時に「まだまだ膝の筋力が足りないからもっと頑張らなきゃ!」と思って負荷を上げるという戦略もあるのですが…


実は足首が不安定で膝の力が地面に伝わっていなかったり、股関節の曲げ伸ばしがうまくできなくて重心を足部の上に持ってこれず、身体を押し上げる力になっていなかったりしたら、そちらを直した方が余計な力を使わずに効率よく安全に目標を達成することができます。


膝だけを見るのではなく、膝の周りもしくは全体の動きを見た上で必要な動きを鍛えていく。これが結果を変えるなら入力と処理の過程を変えるというものです。


木を見るのか森を見るのかというのに似ていますね。


もちろん、膝事態に問題があるということもあるので、そこは動きの専門家の私がしっかりと評価し、より安全で効率の良い方法で解決させていただきます。