年長さんーよく話を聞くことが大切です
今日は、とっても寒い1日でしたね。
さて、昨日は、他の教室でのレッスンでした。まず最初は、年長のEちゃんからのレッスンです。Eちゃんとの出会いは、まだEちゃんが4歳の頃です。
体験レッスンでは、「ド」の読めなかったお嬢様でした。一緒に「ド」の読み方から始め、リズム打ち、お歌と歌ったり、ピアノを弾いたり・・・。体験レッスン終了後は「楽しかった~」と一言★
4歳、まだピアノに触れたことのない子どもの手は、癖がついておらず、骨も柔らかいので、最初に、きちんとした指導をしていかなければなりません。
手の形、姿勢、足を足台に、ちゃんと置く。(ふらふらさせない)。
進度よりむしろ、楽譜を見ながら指を動かすこと。正しい音程で歌えること等、伝えていかなければならないことが沢山あります。
さて、こちらのEちゃん、毎回のレッスンで、とってもよく話を聞いてくれます。手の形も、直してきてくれます。話を聞ける子は、伸びるのも早いです。
全音符を良く伸ばし、のびている音も最後まで聴きます。
右手、音が高くなるにつれて、徐々に大きくし、左はやや小さめ、4分音符の音の粒も揃えて正確に弾いてくれました。最後のタイの部分。このような箇所も、心の中で感じられるか、大事なことです。最初から最後まで、一定のテンポで弾いてくれました。
我々は、幼児期だからこそ、基本を懇切丁寧に、そして、子ども達に、わかるように伝えていかなければなりません。
なんと、こちらのEちゃん、将来ピアニストになることが夢のようです。前回は、楽譜の半分以上の曲を弾いてきてくれました笑
私が後ろに、一つに結わいているので、それに合わせて、同じように・・・結びなおしてきてくれるそうです笑笑(可愛いです💛)
小学生未満のお子様は、まだまだ集中力の持続も困難ではありますが、ただ、その反面、柔軟性もあり、そして成長も早いです。
各々の子どもの性格を見極め、その子どもが楽しいと思えるレッスンを、これからも研究して参りたいと思っています。