いざという時に頼れる場所としてのカウンセリング
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
今回は、困ってない、悩んでない、それでも日常生活にカウンセリングを取り入れるメリットの中でも最も大切な点をご紹介したいと思います。
カウンセリングを受けよう、カウンセリングを利用したいと考える時というのは、たいてい何か問題が生じた時ではないでしょうか?
自分でできる対処はいろいろと試したけれどどうにもならない、という時に、専門家による「カウンセリング」が選択肢として浮かんでくるように思います。
問題の渦中にある時にカウンセリングを利用したいと考えるのは当然のことです。
一方で、問題の渦中にある時というのは、往々にして余裕がなかったり、通常よりも考える力や判断力が低下していたり、視野が狭くなっていたりと、新しい何かを始めるには適さない状態である可能性が高いのも事実です。
たとえば、はじめてカウンセリングを受けたいと思ったからといって、すぐに自分に適したカウンセリングサービスを受けられるかというと、なかなかそうとも限りません。
無数にあるカウンセリングサービスの中から、サービスの形態や立地、料金、カウンセラーとの相性等、さまざまな側面からどのカウンセリングサービスを利用するかを考え、選ばなければなりません。
とりあえず一つのサービスを利用してみて、自分に合うか合わないかを考え、続けるか続けないかを判断し、もしかしたらあらためて別のカウンセリングサービスを探して利用して、ということをくり返すことにもなるかもしれません。
カウンセリングを必要とする状況になってからこうした一連の手続きを経ることは、精神的に大きな負担になることも珍しいことではありません。
しかし、普段から気軽に話せるカウンセラーがいると、何か問題が起こった時にも安心して相談することができます。
大きな問題に困っていたり、深く思い悩む状態でないうちに、この人ならと思えるカウンセラーを持っておくことで、何か思いがけない問題が起きた時にも、すぐに予約を入れて、もしくはいつもの予約の時に、迅速に相談することができるのです。