なぜ営業職からPMにジョブチェンジしたか?
サイバーエージェントでは新卒で営業職として配属されました。
これまでのキャリアはこちらを参照ください。
【TL;DR】
・営業職で自分に自信を持つきっかけをつくれた
・営業職での大きな2つの出会いがプロダクトに興味をもつきっかけとなった
・「誰かを笑顔にすることが自分の幸せと思える人生を歩みたい」が人生のテーマとなった
・ものづくりチャレンジはゲームプランナーからだった
ファーストステップに営業職を選んだ理由
サイバーエージェントに当時入社した理由は以下でした。
・最速で成長したい(自分を変えたかった)
・サイバーエージェントのカルチャー(特に年功序列がないところ)がフィットしたから(OBOG訪問)
・インターネットがより普及した未来への期待とインターネットを通して世の中をよりよい世界にできると思っていたのでそこに貢献したかった!
(当時はまだネットは発展途上だった)
営業職を当時希望したのは自分のビジネススキルのなさ、コミュニケーション能力の低さ
とにかく劣等感を自信にかえたいという点が当時はかなり大きな理由だったと思います。
営業で学んだ事はとにかく糧になり現状のPMの業務の中でも役に立っています。
私が営業で学んだ4つのこと
・どんな困難な環境でもアイディアや解決策を考え、最後まで走りきる粘り強さ
・準備力の大事さ
・自らの動き方次第で風向きはかわる。自分の糧になるかは自分の動き方次第。
動くこと大事!
・適切な決断力の大事さ
クライアントの立場で考える=クライアントの商品を利用するユーザーの視点で
プランニングする仕事は非常に苦しく大変でしたが、実現した時の嬉しさやクライアントとリレーションを築き上げられた事は営業やっててよかったなと感じております。
ブロガーさんとの出会い
CGMマーケットでの広告営業のNO,1プレイヤーになりたかったので、
CGMを活用したプロモーション案件を多く受注していました。
広告案件を通して、多くのブロガーさんとお話する機会が増え、
ブロガーさんとプロダクトについて話す機会が増えたこと。
これが最初のプロダクトに興味を持つターニングポイントとなりました。
ブロガーさんと話して気づかされた3つのこと
・プロダクトを通して、ブロガーさんの生活や価値観を大きく変えることができる
・インターネットサービス=1つのプロダクトを通じて人に影響を与える規模感
・リアルではなくともインターネットを通じて人を変化させることができると改めて感じた
そして、
私もそういったプロダクトをつくってみたい!
この思いが日に日に強くなっていました。
ホスピタリティに触れる
営業でとある企業さんと何年もご一緒にお仕事させていただく機会があり
その会社のカルチャーに衝撃をうけたのも、
大きなきっかけとなりました。
週1でオフィスにお伺いするのですが、毎回行く度におもてなしをうけていました。
次回の新作を試食・試飲させていただり、
イベントにご招待いただいたり、歴史を話していただいたり。
その企業でのカルチャーに触れて、
その企業は商品をただ売っているのではない。
商品を通して人々のつながりや笑顔を提供していることに気づかされるのです。
このクライアントとの出会いも大きくプロダクトに興味を持つきっかけとなりました。
こうして、
①ブロガーさんとの出会いでプロダクトの影響力に触れる
②クライアントとの出会いでプロダクトを通して人を笑顔にすることの魅力や価値に触れる
この2つの出会いがプロダクト開発に携わりたいという
意思決定をするきっかけとなりました。
ソーシャルゲームのプランナーとして修行がはじまる
当時、ソーシャルゲームが成長曲線だったタイミングもあり、
社内でも多くの部署(関連会社)が存在していました。
異動先はその、ソーシャルゲームのサービスを開発・運営している事業部となりました。
ゲームプランナーとして経験0にも関わらず
受け入れてくれるこの会社の寛容さは
サイバーエージェントのカルチャーとしても本当に素晴らしいものだなと。
今でも思っております。
仕様書も開発フローも全くの無知からのスタートです。
プランナーとしての業務
ゲームプランナーとしての業務は当時このような内容でした。
・仕様書の作成
・パラメーターの調整
・シミュレーション
・デザインチェック
・実装スケジュール確認
・戦略カレンダー(課金目標RAP確認とスケジュール確認シート)作成と更新
・プロデューサーとの戦略会議
・管理画面の登録
・テスターとの連携
体制とミッションは別のブログでプロジェクトごとにまとめます。(お楽しみに)
ヒットサービスのプロデューサーのみなさまに、
パラメーター・シミュレーションの確認やアドバイス、
戦略のアドバイスなど助けてもらいすぎておりました。
ゲームプランナーとしてある程度成果を出すと
新規ゲームのプロデューサーとしてお仕事を任されます。
初めてのネイティブアプリ。失敗だらけでした。
ゲームプロデューサー(PM)デビュー
プランナーとプロデューサー(当時はPMは職種としてなかったのでゲームプロデューサーと呼ばれていました)の大きな違いは職責です。
プロダクトを成功に導くための全てのことを行うので
これまでプランナーとして機能(イベント)開発・運用・KPI
部分的な責任はありましたが、プロダクトに関わる全ての
責任者になるのでそのレベルアップは大きな壁だったなと。
こうして私のものづくりの奮闘が本格的にはじまりました。
まとめると、
Q.なぜ営業職からPMにジョブチェンジしたか?
A.
①ブロガーとの出会いでプロダクトの影響力に触れる
②クライアントとの出会いでプロダクトを通して人を笑顔にすることの魅力や価値に触れる
この2つの出会いがプロダクト開発に携わりたいという熱い思いが芽生えたため。
最後までお読みいただきありがとうございました。
続きもまた書きます。