【推薦図書】シャンパーニュ
2019.04.12 12:11
日本ではシャンパーニュが人気です。その輸入量も金額も世界3位なのですから、数字が物語っていますね。今日は受講生にお勧めしたいシャンパーニュ関連の書籍をご紹介します。勉強に疲れたら息抜きに読んでみてくださいね。
50語でわかる! 最初で最後のシャンパン入門
著者:山本昭彦
シャンパーニュにまつわる書籍は本当にたくさん出ているけれど、明快な文書で分かりやすく書かれています。筆者の山本さんは以前新聞記者でしたので、その腕はたしかです。チャプターが増えるにつれて入門者から上級者向けに書かれています。中上級ではMLFする生産者/そうでない生産者、リザーブワインの役割などかなり深く書かれており、私もコンクール対策の勉強資料として使わせていただきました。
シャンパーニュ・ガイド 本場を味わい尽くすメゾンと食を巡る旅
著者:大谷訓之
旅行を計画している方におすすめの一冊。よく受講生から「ワイナリー訪問ってどうやったらいいんですか」と質問をいただきます。その段取りや、礼儀、またメゾン(ワイナリーのこと)ごとの連絡先など書かれています。シャンパーニュ地方はブルゴーニュと違って基本的に訪問OKですが、すべてのメゾンが受け入れているわけではないです。でもこの1冊をもってれば訪問できるか否かがわかります。おすすめのレストランや観光情報も書かれているので楽しいです。オールカラーの写真中心の1冊です。わたしもはじめてソムリエ試験を受けたときは「合格したら絶対旅行に行こう」と勝手に計画をたてて勉強していました。それが実現するかどうかは分からないけれど、とりあえず旅行計画をたてるとワクワクするものです。よかったら書店で手に取ってみてください。