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Munehisa Takahashi - 高橋宗久

5月9日。この日に行う室内楽の意味。

2019.04.13 06:57

気がつけばお酒の記録ばかりになっていますが、ちゃーんと本業にも勤しんでいますよ。

日本人で初めて、ベルリンフィルのコンサートマスターに就任された安永徹先生。

一度テュッティで入団し、その後コンサートマスターのオーディションをちゃんと受けて、就任されたという経緯があります。


そして、ピアノの市野あゆみ先生。フィルハーモニー(ベルリンフィルの本拠地)等で何度もコンチェルトを演奏していたり、様々なオーケストラからソリストの要請があったりしながらも、それを全く鼻にかけないお方です。


お二人に共通する点は、とても謙虚だ、という事。自分の目標、意思はしっかりと持ちながらも、相手の事も尊重しながらお互いを高め合っていく。


どんな相手でも、自分の意思を押し付けたりせずに、伝えて、相手の反応を待つ。そこから「会話」をしていく。音楽の面でもそうなんです。だから、一緒に弾いている相手は、インスピレーションが湧いて、「音を楽しもう」という気持ちになれるのです。暖かく包み込む、しかし真っ直ぐなお人柄は、そのまま音楽に出ています。

「どうやったら作曲家の意図がお客様に伝わるだろう」という事しか頭にありません。他の雑念は一切なし。真摯という言葉は、このお二人の為にあるのではないかと思います。


そんな「円熟」という言葉がぴったりなお二人と一緒に音楽をする、という事は、僕らにとっても、お客様にとっても、掛け替えのない体験と喜びになると確信をしています。



そして、そんなお二人に加えて、かなりイキのいい4人を加えてのコンサートです。


ここで簡単に紹介しておきましょう。


高橋宗久→日本酒狂。日に日に大阪が好きななっていく。

鈴村大樹→若干チャラいけど良い音なんです。

西谷牧人→東響のチェロセクションをまとめ上げる凄いお方。

村田和幸→ビールといぶりがっこがあれば良いという方。本当に良い人。



5月9日、19時より豊中市文化芸術センター小ホールにて。


楽しみすぎます…!