Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

東京寫眞帖

八潮

2019.04.13 10:38

三絃のお稽古で八潮に行った。

先月は諸々あって休んでしまったから2か月ぶりだ。

近所の桜はもうなかば葉桜になっているけれど、八潮駅の近くでまだきれいに咲いている桜を見かけた。

桜がうらやましい。

誰をも笑顔にし、誰をも幸せにする。


日差しは強いのに空気はなんだか冷たくて、コートの前を合わせながら、先生の家に向かう。

川のような、用水路のような、細い流れを渡ったとき、あれ? と思った。

また新しい家だかアパートだかが建つのか…

じゃない、

ここにあった畑がない。

畑はそこそこの広さがあった。

細い杭で囲われていて、その杭の一本一本に照富久稲荷のお札が付けられていた。

福々しい名前のお稲荷様が守る畑。

おじいさんの痩せた背中を覚えている。

そうか、もうこんな景色はみられないんだな…