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桜月夜色・sakuratsukiyo-iro

2019.04.13 16:43

桜月夜色  シルクカシミアTAOストール

シルク70% カシミア30%

135cm x 200cm

極細繊維を日本一の職人の技術で織り上げた光のストール


桜月夜色のストールを染めようと思ったのは2015年の春でした。


24年ぶりに故郷の犬山に居を移し、桜でお腹がいっぱいになるような、桜の花息れで街中が満ちる犬山に戻り、桜に誘われる日々。 




夜桜を吸いこもうと、町内にある名鉄犬山ホテル庭園の桜を見に行った。

ちょうど、この日は満月で月明かりに照らされたソメイヨシノは、白く美しく咲き誇っていた。

美しい平安の姫様のよう。気品ある美しい桜は溜息をも飲み込むほど美しかった。




美しい満月と桜の饗宴の写真をと思い、月を見上げると、月は桜色に輝いていた。

どちらが桜か?わからないほど月は桜色で、夜空にしっかりと、はまっていた。


もしや

月が地球の桜を愛でながら宴でもしている?

月が花見酒で紅くなった?

いやいや、月のうさぎ達が、花見酒を飲み過ぎてアルコール度の高い息を吐いているからだ。



今日は満月だ。新月だ。新月の願いをせねば!

月暦で予定を立てよう。

月の影響でオオカミにらなった!

そう地球人は言うけれど、


月の人たは、地球の景色の移り変わりで、お祭りをしたり、生態系ができているのかもしれない。

そんな創造。いや、ありかもしれない。


国宝茶室・如庵のある有楽苑の桜の先を覗くと、

織田信長の弟、織田有楽斎がお茶を立てながら、平成の桜を感じているのかもしれない。


桜は

次元、宇宙、時を超えて映し出す合わせ鏡なのかもしれないと。


そして桜鏡色(おうきょういろ)生まれたのでした。