人気の旧東ドイツ出身のピアニスト Henning Schmiedtが、フランス/ドイツ人のレバノン系シンガーMarie Séférianと新しいデュオ【nous】を結成。
2019.04.14 11:15
全作品がロングセラーを続ける旧東ドイツ出身のピアニストHenning Schmiedtが、フランス/ドイツ人のレバノン系シンガーMarie Séférianと新しいデュオ【nous】を結成!
ベルリンにあるヘニングのスタジオKlavierraumで出会った彼らは、静かでゆったりとした隙間のある音楽を指針として、ヘニング自身が「ポスト・シャンソン」と呼ぶ今作。
ファーストテイクの録音のみで構成されており、ピアノ、トイピアノ、ハーモニウム、ボーカル、エレクトロニクスのテクスチャを見事に組み合わせ、ミニマルでありながら豊かで流動的なサウンド。
シャンソン、インドの伝統的なボーカルスキャット、ジャズの折衷的な要素と透き通るようなピアノの旋律、そしてハーモニウムの息吹を組み合わせた本作。
巧みながら優しく温かいHenning Schmiedtのピアノにボーカルが混じり合うことで、今までのどの作品とも違った良さを感じることが出来ます。
Henning Schmiedtのファンはもちろん、今まで聴いていなかった方にもおススメしたい作品です。