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ぱんだ・ら・もーど

2019.04.13(土)兄弟日和@神戸煉瓦倉庫K-wave

2019.04.14 08:02

会場の写真なにも撮ってなかったので、ポストカードでいちばんお気に入りのものをアップしておく。

フライヤーデザインでいちばんメインのところをイラストにしたものですね。

(身長が逆転してるあたりが微笑ましい)。


というわけで、Permanent Fish飯田俊樹(兄)とcinema staff飯田瑞規(弟)の最初で最後の2マンライブを見に行ってきた( ゚Д゚)ノ


1部に参戦。だいぶ後ろだったのでこれは見るのがしんどいかなと思ったのですが、この身長で数多のスタンディングライブを潜り抜けてきた来た経験で、人と人の隙間を見つけ出しましたよっ。

途中途中で見えない箇所はあったので「え、これいま兄と弟どっちが歌ってる??」って場面がちょこちょこあり笑。

何より天気が良くてうれしかったのと、一方はロックバンド、一方はアコースティックのファンが入り混じってるので、服装の違いもおもしろかったですね。

cinemaのファンは高確率でなんらかのグッズを身に着けているのでわかりやすい。

あとcinemaのファンには開場時に番号を1個1個呼び出してるのが丁寧すぎて新鮮だった模様。

ふつうはいなけりゃ飛ばされちゃいますからね。


Permanent Fishはアカペラを17年間追ってきた中で、13年間。

cinema staffはたまたま見ていた『進撃の巨人』と、たまたま録画していた音楽番組で<great escape>の演奏を見たのがきっかけで4年間。

出会いのタイミングや期間に凹凸な部分はあれど双方のライブに足を運んでいて、兄弟であることを知った日には「いつか共演する日が来るのではないか」と、それはそれは思ったものです。

ジャンル違うけど、そういうイベントがあってもいいのではないか、と。

いくつかすでにツイートしてますので、重複する箇所もありますが感想をどうぞ( ゚Д゚)ノ


<SET LIST/1部14:30~>

ーオープニングー

YOUR SONG(飯田兄弟)/cinema staff

ー飯田瑞規(弟)ー

1.この出逢いのため/Permanent Fish

2.妄想回路/cinema staff

3.眩暈

4.怪獣セレナーデ(飯田兄弟with岩枝利幸)/Permanent Fish

ー飯田俊樹(兄/with岩枝利幸もはやAntique Notes)ー

1.空の青/Antique Notes

2.絆/Antique Notes

3.風にフワリ/Permanent Fish

4.花筏/Antique Notes

ーPermanent Fish(スペシャルゲスト)―

1.波ひとつ

2.街(with瑞規さん)

3.great escape(with瑞規さん)/cinema staff

ーアンコールー

わがやのラブソング/Antique Notes


こう並べてみるとなんと豪華なセットリスト( ゚Д゚)

よく考えてみればAntique Notes(岩枝さんも歌ってたのでもはやサポートの域を越えてた)を聴くのもはじめてだった。

オープニングから2人とも登場で、瑞規さんがギターでイントロを鳴らした瞬間に<YOUR SONG>であることに気付き、まず2人から生まれ育った故郷・岐阜県への想いを感じ取ることができました。

NHK岐阜放送局開局75周年記念特別番組『ガッタン ガッタン それでもゴー』の主題歌でもあったこの曲は、舞台も岐阜(奥飛騨)、もちろんciname staffも岐阜出身バンド、アレンジャーさんも岐阜出身と、とても岐阜づくしの1曲なのです。


瑞規さんの弾き語りを見るのがはじめてだったので、何を歌うのかとても楽しみだったのです。

1曲目にまさかの<この出逢いのため>をカバー。

Toseaさんにも内緒にしていたそうで、セットリストには『明るめの曲』とだけ表して、「まだ曲名決まってないんだよねぇ~」とごまかしていたそう。

オリジナルよりも、ずっと軽快なギターアレンジで。

双方のライブを見ていて、声の似てる似ていないが気になったことはなかったのですが、出だしの低いところが似すぎてて笑った。

2曲目は<妄想回路>。この曲ははじめて聞きました。

多くはcinema三島さん(Ba)が作詞をしている中、瑞規さん作詞の1曲。

私が知ってる瑞規さんの作詞曲って<unsung>しかないので、それが聴けたらうれしいなぁと思っていたのですが、それは叶わず( ゚Д゚)ザンネン

MCでは「一重が父親に似てそれだけが残念」「飯田っていう名字も農民みたいで嫌」と笑。

<YOUR SONG>~<この出逢いのため>であんなに感動したのを、割と早い段階で破壊してきた感。

お客が誰であっても、たとえご両親が会場にいても、この毒にて通常営業を貫けるのはいっそ清々しい…。

ソロリリース曲(配信のみ)<眩暈>の前には、目まぐるしい毎日で眩暈のような感覚に陥る中、自身の名前の由来が「花水木」であることを、小さい頃に親から聞いた話を思い出したという家族エピソードも。

兄と弟で『たたかいごっこ』をする時は、必ず兄が悪役で負けてくれたというほっこりエピソードもあり、そのエピソードを2人がステージ上で記憶補完しあうかのように、再現する姿にまたほっこり。

そんなやさしい兄を交えて1曲歌う予定があったようですが、それをすっ飛ばすうっかりな弟。

で、岩枝さんもサポートに加わって<怪獣セレナーデ>を。

【コップに注いだ水面の波紋~♪】って部分を瑞規さんが歌ったのですが、あの歌詞、あんなにエモかったですかね??そこだけぜんぜん違う曲に聞こえました。


兄・俊樹さんソロは…。

いや、俊樹さんってそんな呼び方1回もしたことないからToseaさんでいいか。

弟が生まれて構ってもらえないジェラシーから、確信犯的におしっこを漏らす術を使うという、兄ならではの驚きのエピソード。

5歳離れていることもあり、ホームビデオを見返した際に「本当に小さい頃の瑞規はかわいくて仕方がなかった」と話すToseaさん。

Permanent Fishを知って間もない頃、Toseaさんの曲を聴いて「なんてかわいい感性を持っている人なのだろう」と思って文章を書いたりすることが多かったのです。

女性目線の曲、最近だとジェラシーを押し出した曲、淡い色合いの多いイラスト、この日の衣装もそうでしたが、ピンク系のシャツを着こなしてみたりとか。

それはこの愛らしい弟がいたからなのではとふと思った。

愛おしく思う気持ちが強い人はそういう感じになるのでしょうかねぇ。

エピソードを話している途中に、不意に泣き出す素直さも改めて良き笑。

なんか自分と比べて正反対な部分が多いんでしょうね。

だからこそ魅力的な人に映っていたのかもしれません。

13年間Toseaさんを見てきて、このライブを見て、そういう結びに辿り着きました。

ステージはAntique Notesの曲を中心に。

こうしたToseaさんを見るのもはじめてであったし、やっぱりPermanent Fish・Toseaとは違うなぁ~。と、非常にふわふわした気持ちで聴いてました。

娘が産まれたこともあり<絆>は最高にいいシチュエーションの中での披露でしたね。

そんな折にこのライブが開催されたことも非常にドラマチックなことであり、それ以上に運命の必然さみたいなものも感じました。


Permanent Fishはゲストだから私服で登場!

…ゲストだから私服ってなんかよくわからんけどまぁいっか( ゚Д゚)

解散してしまいますが<波ひとつ>は、はじめて聴く人にも、ステキなあいさつ代わりになったのではないでしょうか。

何を隠そう、Permanent Fishといちばん共演したがっていたのは瑞規さんとのこと。

そこで<街>を6人アカペラで披露。

今日はこの<街>を作った岩枝さんもいるので、本当になんて日だ( ゚Д゚!!

この曲名は、元々は英語で別のタイトルがついていたそうですが、デモテープを聴いた瑞規さん(当時高校生)が「いや、この曲タイトルは絶対に<街>!」と言い放って決まったそう。

ギターを持たずに歌ってる瑞規さん新鮮でしたねぇ。

コーラスも歌うとは思ってもみなかったので、これは本当に私のアカペラ史の中で永久に忘れたくない1ページですね。

兄弟のハーモニー抜群でしたなぁ( ゚Д゚)


<great escape>は会場前を通り過ぎた時にリハが聴こえてしまったので、歌うことはわかってしまっていたのですが、かっこよかったですねぇ。

アレンジをしたkikuriさんがcinema曲について「激しい中にもきれいな部分があって、歌詞を見ると文学的な部分もあって…」と話しており、「わかるぅ!わかるよぉぉぉぉぅ( ゚Д゚)」と1人興奮しておりました。

すごく貴重なので、じっくり聴こうと思ったのですが、Takeshiさんのボイパが入った途端にテンション上がってしまったw

cinemaのライブでは各々、体を動かしたり、ステージに手のひらを向けて応えたりしてるのですが、アカペラでは手拍子で応えていたのがやはりならではだな、とも思いました。

同時に、やっぱりこういう曲もアカペラでやったっていいよなぁ~とも。

kikuriさん本当にグッジョブでございました( ゚Д゚)b

声というバンドサウンドを、アカペラをはじめて聞くであろうcinemaファンの人たちはどう受け取ってくれたのでしょうか。

楽しんでいてくれたらうれしいし、たまにはこういうスタイルもいいな、と思ってくれたらなおうれしい。

私は今日の瑞規さんのステージを見て、またcinemaのライブに行きたいと思わせられました。

ほんとマグロック来てください。できればアルカラとセットで←


結論、すごく楽しかった。

飯田兄弟、本当に万歳である( ゚Д゚)

<great escape>でテンション上がったからかもしれないのですが、史上最高にToseaさんと喋れた←

13年間もファンやってるのにあんなに長く喋れたの初じゃないかなw

Permanent Fishは次で本当に最後だな。

でも今日が楽しかったから、ちょっとスッキリした気分で迎えられそうかな。

来る日は来る。

( ゚Д゚)ノラビュー☆


飯田俊樹(兄)

★Permanent Fish

★Antique Notes


飯田瑞規(弟)

★cinema staff