外苑前の知る人ぞ知る名店【iCas storia@外苑前】
グルメな同僚と
全国料理コンクールで入賞経験のあるシェフが、素材にこだわって営んでいる隠れ家レストランがあるということで行ってきました。
隠れ家感は最後に記載するので、
まずはメインのお料理を。
たんじゅん野菜という炭素循環農法で育てた栄養たっぷりのお野菜スープから。
これって奥が深い話で、
野菜って肥料や農薬を使って育てるのですが、このたんじゅん野菜はそれらを一切使わず、土壌にいる微生物たちの力を使って自然に育てる野菜なのだそう。
肥料や農薬を使わない分、虫が寄ってきてしまうのかと思いきや、虫が寄ってくるのは肥料の中に好物があるからなので、そこまで寄ってくることはなく、野菜自らの力で育っていくので強く、たくましく、栄養価も高いのだそう。
そんなたんじゅん野菜(大根)とオリーブオイルの冷静スープから始まりました。
お皿も含め、とっても華やかなプレート。
輪島さんのフグと白子の天ぷら風と名付けられていますが、
天ぷらはどこへ。。。笑
ペーストになっているのは、ほぐし身のふぐ
上には白子をバーナーで炙ったもの、
アップルミント、ムラメという葉、天かす、ジュレ天つゆが乗っています。
とっても素敵なメニューですが、食べるときは全部を一緒に混ぜていただきました。
そう天かすとジュレになった天つゆと混ぜていただくことで「天ぷら」を感じることができます。
それぞれが混ざり合って作り出される新しい味に感動です。
次のメニューも可愛らしいグラスの中に
作品が。目の前でチーズを削ってくれます。(ちょっと席の関係で暗くなってしまいました^^;)
中には、はなはまい味噌、ジャガイモをはじめとしたお野菜が。
畑から生えているのをイメージしてデザインしているのだそう。
オリーブオイルと塩麹を合わせたソースと混ぜていただきます。
こちらはイタリア料理コンテストで賞を取った作品。
実はカプレーゼなんです。
まるで貝のようなこちらは、4月のアミューズ
里芋とゴルゴンゾーラをペーストにしたものをもなかに挟んでいます。
輪島 海女さんの極寒のりともずくのパスタ
もずくの食感を軽やかで、のりの香ばしい香りとマッチ。
またパスタという名のもずくなので、とってもヘルシーで食べやすかった一品です。
今回のメインは、鹿児島県産 黒毛和牛 ひうち肉のロースト
ひうちという部分は1頭に1キロしかない希少部位
赤身肉の柔らかい部分にバラの甘みのあるサシも入っていてバランスのいい部位です。
中心にはキャベツとジャガイモが入っており、
今回刻みトリュフとトリュフオイル、卵黄といただきます。
お肉の甘さと卵黄やオイルのコク、そして口に広がるトリュフの香りと絶妙なコンビネーション。
自家製のトリュフパンは白トリュフオイル、黒トリュフ塩、ウコンと合わせていただいたのですが、
何もつけなくてもふっかふかで甘め。
遊び心のあるパッケージにはいっていたのは
あま酒とイチゴのショートケーキ風
ストロベリーと桜のソース
全体かき混ぜていただきます。
アクセントに輪島産の天然塩も入っているので甘すぎません。
お茶のお供は、ピスタチオの板チョコ、綿菓子、イタリア製のチョコアイス
一緒にいただくのはムレスナティー。
紅茶大国スリランカの高級紅茶ブランドなのだそう。
とってもゆっくりとした時を過ごすことができました。
なかなか初めての方は迷ってしまうかも。
その理由は、入り口がナチュラルローソンの中にあるから。
ナチュラルローソンのワイン売り場の中に、その入り口があります。降りていくと、ステキな個人所有のワインセラーがあり、その先にこのお店の入り口があります。
大切な人とのデートのサプライズや会食にも利用できそうな個室もあったので、是非利用してみてください。