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BODY-WORKS ちび鬼

わしの加工日誌・ロアアーム加工の勧め

2019.04.15 14:43

最近では当たり前なロアアーム加工

でもお話してると、ん??

と思うことが多々あります( °_° )

熱処理が必要な鋳物ロアアームも加工できます...♪*゚

例えば、私の遊び車のチェイサーなんかは35ミリ延長してます。

キャンバーも欲しければ、トレッドや切れ角の関係もあったり。

でも軽って何がちがうか!

はい、FFなんですね。

いわゆるフロント駆動。

それを過大な数値で延長すれば、ドライブシャフトが抜けます(--;)

確かに延長すれば僅かにキャンバーはつきますが、ロアアーム延長での場合は


ホイール全体が外に出ながらキャンバーがつくニュアンス!

なのでちび鬼ではロアアーム加工はあくまでも補正の役割と考えております。


そして、よく見かける、、

ドライブシャフトのバンザイ補正、、笑

ロアアーム加工をしてもドライブシャフト角度は変わりません。

エンジン上げをすれば話は別!

もちろんストラット式サスペンションではロアアーム上げ加工をしても車高は下がりません。


※あくまでも、アームの角度補正、ブッシュのねじれ補正、シャフトのどん付き補正、そしてある程度のドライブシャフトブーツ破れも軽減できるのです。


じゃどうやってキャンバーつけるの?

それは

このように、既存の羽をキャンバーがつくように、調整できるように新設したプレートを溶接します。


キャンバーがつくと、ナックルが内側にドライブシャフトと一緒に入り込み、一定量以上オフセットすると異音やトラブルの原因に、、

そこでロアアームを延長してドライブシャフトを引き出してやるのです。

もちろん過度な上げ加工もNG

何事にも適正な数値が存在します。

フロント周りの加工は全てが絡みあい、バランスを保ちながらなりたつのです。

1つだけがオーバースペックでも成り立たないのです。

画像のようなフロント15度付近にもなれば、更に絶妙なバランスで成立つ仕様なのです。