わしの加工日誌・ロアアーム加工の勧め
最近では当たり前なロアアーム加工
でもお話してると、ん??
と思うことが多々あります( °_° )
熱処理が必要な鋳物ロアアームも加工できます...♪*゚
例えば、私の遊び車のチェイサーなんかは35ミリ延長してます。
キャンバーも欲しければ、トレッドや切れ角の関係もあったり。
でも軽って何がちがうか!
はい、FFなんですね。
いわゆるフロント駆動。
それを過大な数値で延長すれば、ドライブシャフトが抜けます(--;)
確かに延長すれば僅かにキャンバーはつきますが、ロアアーム延長での場合は
ホイール全体が外に出ながらキャンバーがつくニュアンス!
なのでちび鬼ではロアアーム加工はあくまでも補正の役割と考えております。
そして、よく見かける、、
ドライブシャフトのバンザイ補正、、笑
ロアアーム加工をしてもドライブシャフト角度は変わりません。
エンジン上げをすれば話は別!
もちろんストラット式サスペンションではロアアーム上げ加工をしても車高は下がりません。
※あくまでも、アームの角度補正、ブッシュのねじれ補正、シャフトのどん付き補正、そしてある程度のドライブシャフトブーツ破れも軽減できるのです。
じゃどうやってキャンバーつけるの?
それは
このように、既存の羽をキャンバーがつくように、調整できるように新設したプレートを溶接します。
キャンバーがつくと、ナックルが内側にドライブシャフトと一緒に入り込み、一定量以上オフセットすると異音やトラブルの原因に、、
そこでロアアームを延長してドライブシャフトを引き出してやるのです。
もちろん過度な上げ加工もNG
何事にも適正な数値が存在します。
フロント周りの加工は全てが絡みあい、バランスを保ちながらなりたつのです。
1つだけがオーバースペックでも成り立たないのです。
画像のようなフロント15度付近にもなれば、更に絶妙なバランスで成立つ仕様なのです。