クアラルンプールに行ったら、絶対に訪れるべきイスラム美術館
クアラルンプール 4日目。
この前日、福岡在住の妹がクアラルンプールへ来て合流したので、
妹と一緒にイスラム美術館(Islamic Arts Museum Malaysia)へ行くことに。
週末の土曜日ということで、混雑を避けようと早めの到着。9時半前に着いたが、空いていた。
入場料は、14RM(約¥380)。
ここの天井も本当に美しい。
写真ではオレンジ色っぽく見えるが、私が見たイメージではピンクだった。
白・ブルー・ピンクが2種。
展示室を移るたびに天井を見上げて、その美しさにため息をつく。
最初に見たのは、世界中にあるモスクの模型だ。
広い展示室にゆったり置かれている。
中東UAEの首都アブダビにある有名なモスク、シェイク・ザイード・グランド・モスク。
ここは、出来れば行ってみたいモスクだ。
巨額を費やして建てられた美しい建物、豪華絢爛なメインホール、
そして、そのメインホールに敷き詰められた世界一大きなペルシャ絨毯を、ぜひ見てみたい。
モスクの模型と同じ部屋に展示されていた、ミフラーブのレプリカ。
ミフラーブは、メッカの方向を示す礼拝堂内部正面の壁で、凝った装飾をされていることが多い。
これもすごく緻密な彫刻。手前にあるのは木製のコーラン・スタンドらしい。
展示品でなくても、展示室を区切る窓枠さえも、かなりアーティスティック。
よくよく見ると2種類のパターンしかないんだけど、とても凝ったデザインに見える。
ガイドブックによく掲載されている写真。
「どの写真も人が写っていないなぁ」と思っていたのだけど、実際に行ってみて納得。
テラスみたいな場所に設置されているのだけど、その場所は立ち入り禁止で、
写真は窓越しに撮るしかないのだ。
きれいな色だけど、表面はタイルなのかな? 近くで見せてくれれば良いのに。
タイルの展示はいっぱいあった。
デザイン図みたいなものもあったので、デザインの勉強をしている人は楽しめそう。
美しいコーランもたくさん!
金箔を施した贅沢なコーランは、見ていて飽きない。
もっとも、私の興味はもっぱら宝飾品に集中した(笑)
この写真だけ見れば、ブルガリのショーケースだと言っても、そうかと思う。
ティアラかな? こういうのになると、いかにも美術館に展示されている宝飾品という感じ。
それにしても、どれも本当に素晴らしい。
宝飾品のほかにも、家具や食器、衣装など、多岐にわたって展示されていて、
本当に見応えのある美術館だった。
そして気持ち良さそうな中庭に面して、素敵なレストランも併設されている。
そちらのほうは、次回に。