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記憶の「ミス」を考える。

2019.04.16 04:18

「人は1日経つと覚えたことの

   3割しか覚えていない。」


あなたにもこんな経験はありませんか?

「人の名前を忘れる」

「モノをどこに置いたか忘れる」

「上司の指示を忘れる」「連絡を忘れる」

なぜ人は忘れて、ミスをするのでしょうか?


その原因は「記憶」そのものである

「メモリーミス」と言います。


もちろんミスをしようと思う人はいません。

メモリーミスは記憶に対する

「期待」と「現実」のギャップから生まれます。

あなたの「しっかり覚えた」「忘れないだろう」という目論見に反し、

脳が思いのほか早く、

あっさり忘れてしまうことが原因なのです。


上のグラフは

記憶に関する研究の草分けといえる

「エビングハウスの忘却曲線」と

呼ばれるものです。

縦軸は記憶の保持率や節約率とも呼ばれます


ここで注目してもらいたいのは、

覚えた直後の急速な忘却カーブです。


人は記憶したことを

20分後にはすでに42%を忘れ、

1時間後には56%、1日後には74%を

忘れるという結果になってます。


この実験は、

「意味をなさないアルファベットの組み合わせ」を実験材料に行われたので、

私達が日ごろ接する意味のある情報や知識で

あればもう少し曲線は緩やかになります。


しかし、

人が「覚えた!」と思った直後に、

その多くを急速に忘れてしまうという

脳の性質は変わりません。


この実験結果を見て

「こんなに早く忘れるの?」と

驚いている人は、

これまで自分の記憶に過大な期待を

抱いていた可能性があります。


このエビングハウスの忘却曲線を利用して

勉強術の本などで「繰り返しの重要性」や、

効果的な復習のタイミングの根拠として

引用されることも多いです!

(下の参考図が復習のタイミング時です)