TAKAGI teacher

私の最後の授業に、中学３年生の可児校に通う女の子が渡してくれた。

I loved your classes. Thank you very much. Your classes were very interesting. I'll study hard!!! 

どんなもんだい（笑）、いや〜、最高でしょ。

人はね、あまりにも大げさなくらいの孤独を抱えて生きている。

だからこそ、「あなたがいてくれてありがとう」

という他者からの言葉の贈り物は、すべてを超越した神からの贈り物に匹敵する。

中学１年生の女の子。社会の成績の伸び悩みに、歴史の漫画を読むと良いという、誰でもできるアドバイスをした。そして、立志塾にある「日本の歴史」の漫画を貸した。

８５点、彼女は社会で取った。

こういう手紙を添えて、私が貸した本を返す、彼女の心の感性に感動した。

感情。

人はやはり感情で動く。

こうやって、人と人と感情で紡がれ、結ばれ。

時に押しつぶされそうになるような孤独の重しを、時に外してくれる時がある。

それもこれも、あったかい感情と感性。

僕は生きようと思う。いや、生きたいと思う。