中野宝仙寺本堂で落語②
2019.04.16 22:00
夏、初めての宝仙寺寄席から季節は廻り。
伝筆先生仲間の菊地先生をお誘いして、またまた行ってきました。
晴天の宝仙寺、実に気持ちが良い。
あったかな日でしたが、本堂の中はひんやり。
ひざ掛けをお借りして、寄席を楽しんできました。
笑いの席に連れがいるのはいいもんですね。
いやぁ、笑いました。
すっかり桂福丸さんのファンになってしまいました。
福丸さんのホームページをチェックすると、スケジュールがびっしり。
5月にあるお江戸日本橋亭での東京桂福丸を聴く会、すごく気になります。
落語の小道具は手拭いと扇子だけ。
それでここまで情景や心の動きが表現できるものなのかと、舌を巻きます。
噺の芸、人間描写で人を魅了する落語にすっかりはまってしまいました。
伝筆は筆ペンひとつ。
硯も墨もなし。
1枚のはがきにどれだけの想いを込められるか。
そして、それを人にいかに伝えられるか。
日々、みなさんに伝筆作品を紹介するにあたり、
そこを試されている…と身が引き締まる想いでいます。
簡潔なものだからこそ、人の心に響く。
自分磨きのために、また寄席に脚を運んでみようと思うのであります。
自分の心にある、形のない想いや気持ちを、伝筆(つてふで)という見える形にして、
大切な人へ、大切に伝えます。
文字を描くのに年齢制限はありません。
50の手習いと言われるように、50歳からでも60歳からでも「生涯の技術」として、
伝筆をはじめていただけます。
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なみおか恵美