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朗読便 Ramo

本の日記ほか

2019.04.17 00:00

朗読便Ramo(ラーモ)、青木邦枝です。


先日、朗読会場の予約時に拾った桜の花を

押し花にしてみたら、

予想以上に「かぴっ」と乾いていました(^^;

水分量が多いということでしょうか。

押し葉、押し花を作る時は、

いつも「日本語アクセント辞典」に挟んでいます。

会場のお茶室は松戸市の建物なので、

毎月月初にはお茶会の予約が入るそうです。

私が予約を希望した日も

「もしかしたら市の茶会が入るかも」

ということで、(利用は市の予約優先)

施設のスタッフさんが急遽、

たまたまその日会場にいらしていた茶会の先生に

ご予定を尋ねに行ってくださいました。


暑い季節の茶会予約は控えるようになったということで、

幸運にも、無事予約することが出来ました。


朝のお忙しい時間に、

わざわざ予定を確認しに行って下さった

スタッフさんのお気持ちが、嬉しかったです♡

私のことも覚えて下さっていて、

気さくに話しかけて下さるのが、

また嬉しいのでした(*^^*)


それでは!最近読んだ本を。

☆「恋のゴンドラ」 東野圭吾さん (実業之日本社)

 「手紙」や「白夜行」の頃はよく読んでいた東野さんですが、

 ここ十年ほどでしょうか、ほとんど手に取っておらず、

 久しぶりの東野節との再会でした。

 各登場人物の心理や人間模様を軽快に描き出し、

 以前と同じく、ページをめくる手が止まりません。

 何より東野さんの「スノボ愛」を、改めてひしひしと感じました(笑)


☆「春にして君を離れ」 

 アガサ・クリスティー/中村妙子訳 (早川書房)

 雑誌連載の「鴻上尚史のほがらか人生相談」で、

 「親友に突然絶交されてしまった」という悩みに対し、

 鴻上さんが「読んでみてください」とお勧めしていた本です。

 これまた先を読みたい気持ちがはやり、一日で読み切りました。

 鴻上さんは、人が持つ「無意識の優越感」の参考として

 この本を挙げています。

 ほとんどは、主人公女性の思考をなぞるだけの内容でありながら、

 共感や疑惑、推理や同情などの感情がどんどん引き出され、

 「もしかして自分も、人からこう思われている?」

 と負の感情を感じさせつつも、

 最後は軽快な余韻を残すクリスティさんっ。巨匠!!


どちらも大変面白かったです♪