4.19
1週間が経つのは早いが、その最中にいる時は途方もなく長いように感じるってのは、何だか不思議なもんだ。
え、前回の更新から1週間以上過ぎてるって?
細かいことは気にすんなって。
研修も終わってようやく社会人としての生活が落ち着いてきたので、ぼちぼち日記を更新しようかね。
最近はもっぱら仕事に精を出していたので、如何せん趣味に時間を割けなかった。
あれ、俺の趣味ってなんだっけってレベルだ。
何しようかな。
とりあえず、手元にあった紙とペンを手に取った。
最近はアウトドアな趣味の方が多いが、「お絵かき」は多分俺の中では一番古い趣味だろう。
小さな頃から絵が好きだった。
理由はみんなが褒めてくれるから。
…なんて事はなく、絵は幼い頃の俺にとって逃げ道でしかなかった。
絵を描いている時は自分だけの世界に浸る事ができた。
むしろ世界を知るのが怖かった。
教科書の隅に落書きをしていたら教師に怒られた。
家に帰って親に怒鳴られては、部屋にこもってまた絵を描いていた。
滲んだ線がいやに情けなくて破いてまた絵を描いた。
なんども、なんども。
でも、生きてりゃたまには良い事もあるもんだ。
絵が言葉以上に俺の想いを代弁してくれる事もあってだな。
彼女ができては、嬉しくて絵を描いた。
絵を描いてみせたら、嬉しいと言ってくれた。
絵って、本当は人に見せて初めて価値を持つんだよな。
見せられるほどの画力でもないんだけど。
描きたいのは自分の事。
自分を取り巻く人々の事。
人の顔には人生が宿る。その瞳には物語が宿る。
俺は人の顔の絵ばかり描いてきた。とりわけ瞳は丁寧に描いた。
それ以外の絵はてんで描けないが。
だから、正確に言うと「お絵かき」が趣味じゃないんだろうな。
いや、俺にとってお絵かきが「趣味」と言うのが間違いなんだろうか。
そうこうしてると絵が描き終わった。
え、何の絵かって?
気にすんなって。
最近のお出かけは、よく晴れる。
晴れ男だから。
P.S.
日中はすでに暑くなってきて、本当に春って一瞬だよな。
もう今年の春も去り際だが、春らしい曲をひとつ。