ブレンドの無いコーヒー屋なんて
2019.04.17 08:37
自家焙煎珈琲の看板をあげて、ブレンドを作らないという選択肢は僕には有り得ない
ブレンドを作るには、ブレンドする豆のキャラクター(特徴)が自分の舌(脳)の記憶にインプットされてなければならない
ブレンドを作る時僕が一番大事にするのは味の階層(3次元の味を目指す)
まずはどんな味にしたいかを考える
次にその味にするにはどの豆を使えばいいかを考える
最後はそれぞれの豆の比率(分量)
舌の記憶の引き出しが多いほど豆の選択肢は増えてブレンドも3次元の奥深いものになってくる
数多くの豆を使えば深みは増すかと思えば全く違う
2〜3種類で決めるのが僕のやり方
例えば、知らない店に行くときは、その店の名前がついた冠(看板)ブレンドがあればそれをオーダーするといい
その店の味(方向性)というものがわかる
そして冠ブレンドは他の豆よりもお得な価格になっているはずだ(自信があるし、まず飲んでもらいたいから)
ウチの場合は楽園ブレンドがそれに当たる
楽園ブレンドは私達自身と思ってもらっていいくらい
これが好みに合わなかったら私達とも合わないはずだからごめんなさいって
それくらいの想いを込めて楽園ブレンドは作ってます
楽園珈琲の入口は楽園ブレンドですね
だからブレンドの無いコーヒー屋さんの入口は分かりづらい・・・
そんな時どうするか?
また次回に!