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京都庭園散歩 青蓮院門跡・庭園編(2019年04月)

2019.04.17 12:37

青蓮院門跡・建物編(2019年04月)の続きです。

寺務所入口の売店まで戻って中庭に下ります。右に見えてる石段が降り口です。

下りると右手奥の白壁に小さな庭園への入口が開いています。

潜ると相阿弥の庭園に出ます。華頂殿から見ると右手に庭への入口が見えます。

境内経路図の→に従って庭園を回遊します。

入口(g)から北の小御所。植え込みで見えませんが、紅桜の右に一文字手水鉢があります。

左に曲がって(s)から龍心池。池の中央にある大石が、龍の背に例えられることから、こう呼ばれています。

(t)の位置から振り返って小御所を見た景色。

(t)の所で路は二又に分かれます。右手の路は、霧島の庭を大きく回って戻って来る路に繋がっていますが、柵で行けなくなっています。

左側の路を進み振り返って龍心池の方を見ると、遠く本堂が見えています。

(u)辺りから左側を見ると、飛び石が華頂殿まで続き、北側の大きな建物は叢華殿です。

華頂殿と叢華殿の前に霧島の庭が広がります。小堀遠州作と伝わる庭園で粟田山山麓の斜面から一面に霧島ツツジが植えられていることからこう呼ばれています。

路は大きく弧を描いて好文亭に向かいます。

(w)の位置から西側の叢華殿と華頂殿を見た景色。

(w)を少し過ぎた辺りに、左(東)側に好文亭玄関に至る路があります。特別公開時に入ることが出来ます。特別公開時の好文亭は、青蓮院門跡(2018年11月)に載せています。好文亭は、青蓮院を仮御所としていた後桜町上皇が学問所として使用いたもの。平成5年(1993年)に焼失しましたが、平成7年(1995年)に復元されました。主室は四畳半台目の茶室で、他に四畳半が3室と水屋と仏間があります。見えている燈籠は秀吉寄進の神輿型燈籠です。

更に進むと石段がありその先に瓦葺の小門があります。

来るとき(t)から見えた、小門の前から相阿弥の庭に抜ける路があります。通ることは出来ません。

小門を潜って、好文亭とその前の大森有斐の庭を見ながら、

粟田山の山裾を登って日吉社へ。

茂みの間から華頂殿の甍が見えます。

路は二手に分かれます。左が日吉社、右が本堂に至ります。左に登って日吉社へ。

日吉社の前から華頂殿が一望出来ます。

戻って、先程の分かれ道を本堂の方に下ります。

小御所の東側、小御所と本堂の渡り廊下を見ながら本堂の東側へ。

本堂の東側には廂が出ていて、その脇(aa)に井戸があります。

回って南側へ。南側には小さな石庭と宝篋印塔があります。石庭には「西方浄土をイメージして作庭・・・。京都府造園組合青年部」と書かれた立て札があります。

本堂前の石段を下りて、宸殿の前庭へ。

前庭左手奥(cc)に井戸があります。

宸殿を背景に、右近の橘・左近の桜をもう一度観ながら鐘楼へ。

鐘楼の鐘は自由に突くことが出来ます。

宸殿の西側(ee)に回って、宸殿の西側と四脚門の中から神宮通り。

北に歩いて大玄関。

大玄関と向かい合う形で、(ff)に親鸞聖人童形像と親鸞聖人歌碑があります。

長屋門の右横を抜けて出口へ。

出口から薬医門を通って左に折れ、神宮通りを北に登ると、先程見た四脚門を通り側から見ることが出来ます。

2019年04月05日撮影