電動レーシングボート2機種がリニューアル!
皆さんこんにちは!京商SS開発担当の浜崎です。
毎週金曜日は飛行機、ボート、ドローン関連の話題をお届けします。
もうすぐ大型連休ですね。私たちは連休明けに開催される静岡ホビーショーの準備の真っ最中です!
その静岡ホビーショーの京商ブースでは色々なジャンルの新製品を発表しますので、今から楽しみにしていらっしゃる方も多いかと思います。
その中から既に京商HPで公開されているRCボートの新製品を2つご紹介します!現物を見たい!という方はぜひ静岡ホビーショーでご覧ください。
では早速、まずはJETSTREAM888VEから。
<電動レーシングボート ジェットストリーム888VE レディセット KT-231P+付 40232S2
税別: ¥70,000 >
昨年のJMPBA400m周回レース全日本選手権で3位入賞したのは記憶に新しいところです。
以前のブログ記事はこちら。
その全日本に向けたテストで培われたデータを基にモーター、ESCといったパワーユニットをKYOSHO SPEED HOUSE仕様にグレードアップ!
今までは直径37mm x 長さ44mm, kv2080のアウトランナーモーター+水冷80A ESCの組合せでしたが、今回はKYOSHO SPEED HOUSEのTORX M4 直径40mm x 長さ68mm, kv2000の水冷ジャケット装備インランナーモーター + KA120-91WC 水冷120A ESCという組み合わせになりました。
この変更により、今までのオプションプロペラBPMC440-3Bとの組合せでもモーター、ESCともに発熱量を抑える事が可能になりました。
オプションの金属プロペラ BPMC440-3B。直径40mm、ピッチ比1.4、3ブレードのジュラルミン削り出しで、ノーマルのナイロンプロペラに比べて約10km/hのスピードアップが可能。
ちなみに、この組合せでの走行中の電流値は最大で80A付近です。
つまり、今までのモーターとESCでは限界に近かった状態で走行していたのに対して、7割程度のところで走行できるのです。走行後のモーター温度も50℃付近で水冷ジャケットの効率アップも効いています。
こう書くと、もっと過激なセッティングにできるんじゃないか?と思われるかもしれませんが、そこから先は皆さんの自己責任の範疇で試してください・・・。
私はテストで色々なプロペラを試していますが、今回の仕様変更ではセッティングの選択肢が増えたのと、多少セッティングをミスっても壊れる事が無いという安心感が大事だと思います。
次は、HURRICANE 900VEです!
<電動レーシングボート ハリケーン900VE レディセット バッテリー&チャージャーレス 40235S 税別: ¥72,000>
この船体、しばらく販売を中断していましたが久々の復活です!
そして、JETSTREAM888VE同様にパワーユニットがKYOSHO SPEED HOUSE仕様にリニューアルしました!
モーターはKYOSHO SPEED HOUSEのTORX M6 直径40mm x 長さ68mm, kv1250の水冷ジャケット装備インランナーモーター + KA120-91WC 水冷120A ESCです。
こう書くと、今までのスペックと大差ないと思われるかもしれませんがJETSTREAM888VE同様にモーター、ESCともに発熱が少なく安心して走航を楽しめます。
このハリケーン900VEは性能とは別の部分で大きく変わりました!以前のモデルは定価78,000円でしたが、今回マイナーチェンジで定価72,000円と、なんと6,000円も安くなりました。カタマラン艇は値段が高いというイメージを払拭するために頑張って値下げしました!
今回ご紹介した2機種の船体は、どちらもLiPoバッテリーを推奨しています。
写真では、現在京商がイチ押ししている下記のGens ace LiPoを搭載しています。
ジェットストリーム888VEにはGens ace LiPo 4000 (45C/14.8V/ソフトパック) GAB2401
税別: ¥8,500
ハリケーン900VEにはGens ace LiPo 4000 (45C/11.1V/ソフトパック) GAB2301
税別: ¥6,300 を2本
今年開催される京商パワーボートグランプリ、京商マリンカップの適合船体です。
KYOSHO SPEED HOUSE+Gensace LiPoバッテリーでレーシングボートの世界をお楽しみください。
では。