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フィルムカメラでスナップを

モノクロフィルムで人を撮る

2019.04.18 06:21

好きな写真のジャンルは1にも2にもストリートスナップなのですが、ポートレートもその次くらいに好きです。


きちんとレフ板使ってポーズとって・・・というポートレートは半分仕事で撮ることもありますが、プライベートで撮る時は近しい人の自然な表情を撮らせてもらうのが好きです。

したがってほとんど「盗み撮り」に近い撮り方にはなってしまいます・・・


ここに掲載しているのは日常的に親しくお付き合いしている(いた)人たちで、掲載にあたっては快く(でもない人もいるかも(笑))許可を頂いております。

その人がホッと息を抜いている時・・・ってことで、馴染みの飲み屋さんで撮らせてもらうことが多いです。

一日の仕事を終えて、家に帰って眠りにつく前に馴染みの店で一杯。
これ以上くつろぐ時間は無いですよね。


お店のママさんです。

ママさんの作る料理が絶品で通い詰めている常連さんも多い店です。

メニューになくても「ちょっとお腹空いてるんだけど何か出来る?」って聞くと、その時のこちらの気分に合わせて何でも作ってくれるので、常連さん達は「リアル深夜食堂」と呼んだりもしています。


こちらはもう一軒よくお邪魔していた(最近ご無沙汰です・・)ライブハウス&バーの看板娘さんです。

僕が何枚か撮らせてもらっていたら、「今度は私が撮ってあげるよ。シャッター押すだけでしょ?」とカメラを僕の手から取り上げるとパシャリと一枚撮ってくれました。


その時のカメラはライツミノルタCL。

レンズはf1.4の明るいレンズが付いていたとは言えフィルムの感度は100です。


恐らく絞り開放でシャッタースピードも1/30くらいだったんじゃないかと思います。


ピントも浅いし手振れの可能性も多いにあります。

つまり「押すだけ」のカメラとは対極にあります。


「絶対ボケボケのブレブレになってるに違いない・・・」と現像に出してみれば・・


とてもいい感じに写っていました。

我ながら飛び切りの笑顔です(笑)


いい写真ってやっぱり「知識や腕」なんてそれほど関係ないんですね。ましてやカメラの機種も。


ポートレートで肝心なのは「その人らしさが写っているかどうか?」なんじゃないかとあらためて思いました。


僕もそんな近しい人の「素の表情」が撮れるといいなぁ・・・と思いながら写真を撮っていきたいと思っています。