Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

鈴木桂一郎アナウンス事務所

3月14日(木) 『ボディビルのポージング考』

2019.03.14 06:34

ボディビルのポージングは、規定ポーズが11あり、この他にもフリーポージングで使われるポーズを加えると、無数のポーズがあると思う。ポーズにより、強調したい筋肉は違うが、共通するのは、「持っている筋肉をよりでかく見せる事」だろう。筋肉をパンプさせ、脚の位置、体の開き、顔の位置を決め、腹をバキュームさせ、筋肉のバランスを整え、一つのポーズを作り上げる。ポージングは、筋肉で包まれた、逞しく、美しい身体を見せつける肉体芸術だと私は思う。

ポージングを研究する事で、筋肉をより大きく見せることもできるし、若干弱い筋肉を、あるように見せる事も出来ると思う。脚を置く位置、脚の親指の力の入れ方一つで、脚の筋肉の表情は様々に変わるし、又固定する事も可能だ。深く呼吸し、胸を張り、上体を捻る事で、上体を大きく見せることが出来る。腹をバキュームする事で、立体感を増すことが出来る。手の握り、捻りの工夫で、上腕二頭筋、三頭筋を大きく見せる事も可能だ。工夫次第で、筋肉を大きく、でかく、更にカットやセパレーションをよく見せることが出来る。

全てはポージングの練習だ。幸いゴールドジムには、ポージング教室を定期的に開催しているジムもある。11の基本ポーズを、基礎から教えてくれる事だろう。まずは習いに行こう。そして教えてもらったポーズを家で何度も反復練習する事が必要だ。最初は鏡の前で、練習し、どう身体を動かすと、どういう風に筋肉が見えるかを練習し、一番自分の筋肉が大きく、カットが強調できる姿勢を覚えよう。次には鏡を見ないで、自分で、これで決まりだと思うポーズが出せるようにする事だ。舞台には、鏡はないので、練習で身体に覚え込ませないと駄目だ。こうして、舞台では、自分の一番の身体をポージングでアピールして、観客を魅せようではないか。