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心理セラピスト*長沼美恵

胸がキュンとする出来事から、今この瞬間の大切さを考える。

2019.04.18 23:29

ニュージーランドに住む9歳の甥っ子が、髪を切ったら突然大人びて見えて、ちょっと寂しい気分。

見えただけで、まだまだ子供だけどね。


私は独身で子なしなので、姪と甥を溺愛しているんですよ。

それで、彼の小さかった頃のことを思い出してしばし反芻(笑)



甥が3歳前後だったかな、スカイプで父母含めた私たちと話しをしていた時のこと。

突然、画面から消えたので、どうしたのかと思ったら、玄関で靴を履き替え始めたらしい。


「会いに行く」と。

日本に住む私たちに。ニュージーランドから。


うわ~ん、かわいいよ~。


話してたら直接会いたくなっちゃったんだね。ありがとう。心底嬉しいよ。


今はこの頃より成長して、日本には飛行機で行くことを知っています。


これからますます大人になっていくんだよね。

仕方ないことだけど、子供特有のかわいらしさは当然なくなっていくんだよね。

声変わりなんてしちゃったりして。ふう~。



そんな気持ちになっていたある日、電車に乗っていた時のこと。


お母さんと一緒にいた5歳くらいの男の子が車窓からの風景を見て、

「ママ見て!川がきれい」と。


私もつられて見ると、両側の河原にびっしりと菜の花が帯状に咲いていて、黄色い川のようになっていました。

それは、本当に美しい光景でした。



大好きなママときれいな景色の感動を共有したいのね。(と私が勝手に思ってるだけだが)


うわ~ん、かわいいよ~。

おばちゃん、キュンとしたよ。


幸せな気分にしてくれてありがとう。


これからこの子も成長していくんだよねぇ。

いつか、このお母さんも、この子が幼かった時のことを思い出したりするのかな。


母親業って大変だけど幸せだよねと、子なしの私は思います。

かけがえのない時間の積み重ね。

他人から言われなくてもわかっているでしょうけど、なんか言いたかった。



日常に埋没すると、同じことの繰り返しで新鮮味がなくなって、明日は今日の続きだと勘違いしやすいんですよね。

でも、東日本大震災で、被災者ではない私でさえ、今日と同じ明日はないんだということが身に染みました。


それでも、自分の人生が突然カットアウトする可能性があるなんて、あまり考えないんですよね。私ってやつは。

だからこそ、最近はお腹に「今どうしたい?」を聞くようにしています。お腹ですよお腹。頭じゃなくて。


落としどころを考えずに衝動的に書き出したのでまとまりません。すみません。

一言でいったら「今を大切に」ってことですね。月並みだけどさ。




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長沼美恵(ながぬまみえ)