長岡京の特産品「白子タケノコ」を求めて!レシピあり♪
乙訓(おとくに)タケノコの名産地の一つ、長岡京市は孟宗竹発祥の地ともいわれていて、まさに“タケノコのまち“。京料理にも重宝される乙訓タケノコは京ブランドとしても有名です!
真っ白な見た目が美しいことから、「白子(しろこ)タケノコ」とも呼ばれているんですよ~。
タケノコの旬は、毎年4月~5月初旬。今回、農家さんを訪ねておすすめのカンタンで美味しい食べ方を教えてもらいました。ぜひ、作ってみてくださいね。
《タケノコ掘り体験の過去記事はコチラから》
タケノコ掘り専用道具「ホリ」で名人芸を披露!
今回取材で入らせていただいた竹林には、よ~く見るとあちこちで土が盛り上がりタケノコの穂先がひょっこり顔を出していました!かわいい♥
と、ここで収穫に適したタケノコを発見した長尾さん。「ホリ」と呼ばれる専用の道具を使ってタケノコを掘っていきます。
金具の部分がとっても長い不思議な形をしたクワ。地域によって形はさまざまで、こちらが乙訓ならではの形なんだとか。
まずは、タケノコの周りを少しづつ掘って、大体の大きさをチェック。お刺身で食べるなら小さめの方がより柔らかくて美味しいそうですよ。
ブチブチ竹の根をホリで切っていきます。すごい音!竹の根が固い証拠ですね。
地下茎とタケノコの間にホリを差し込み、その後、てこの原理で一気に持ち上げます。
ニョキッと地中からタケノコが飛び出してくる瞬間は、何度見せてもらってもおもしろい!タケノコを一切傷つけることなく、わずか1分足らずで掘り出してしまう名人芸は見事でした。
長尾さんはタケノコを掘って約10年。「ホリを使いこなせるようになるまで、とにかく掘って掘って掘りまくって練習しましたねー」
最初は小さなタケノコで練習を重ね、一人前になるまでに3年ほどかかるそうです。
シーズン中は午前中の早い時間を中心に、毎日、何百本と掘って出荷するそうです。
「白子」タケノコ、乙訓地域ならではの栽培方法とは!?
長岡京市を含む乙訓地域のタケノコの栽培は「京都式軟化栽培法」と呼ばれています。この栽培方法の特徴は、親竹のシンを止め、敷き藁、土入れを施し、肥料を入れることにあります。
約1年間、手塩にかけて竹林(=いわば畑)をメンテナンスすることで生まれるタケノコは「白子(しろこ)」と呼ばれ、真っ白な見た目が美しい。食感は柔らかく、ほくほくとしています。
竹林一面に藁を敷く「敷き藁」や「土入れ」など、力仕事がとても多いタケノコ栽培。「本当に、タケノコは大変・・・」としみじみ語ってくれる長尾さん。
出荷したタケノコを「おいしい」と言ってもらったり、毎年贈答品として注文してもらえたりするのが励みになると長尾さんは言います。
タケノコはよく採れる年とあまり採れない年を交互に繰り返します。今年はあまり採れない年だったそうなのですが、品質・お値段は変わらないそう!安定しておいしいタケノコが出荷されるのも、農家さんの努力のたまものですね♪
なお、長尾さんのタケノコは好評につき今年は予約いっぱいで受付終了。マボロシ~!!
農家直伝!簡単、お手軽、美味しい!!タケノコ料理レシピ3品
元料理人である長尾さんに簡単に作れるタケノコ料理を教えていただきました!今回のタケノコはあらかじめアク抜きしたものを準備しました。
「タケノコご飯」
【作り方】①タケノコの下の方は繊維を切るようにスライス。1㎝角に。穂先の部分は長めの薄切りにします。ニンジンは5㎜ほどの角切り、薄揚げは5㎝の短冊切りにします。
②材料+出汁をすべて土鍋に入れたら火にかけるだけ!強火で沸騰したら、中火にして30分待つのみ。
※もちろん、普通の炊飯器でもOK!
③しっかりと蒸らして、フタをOPEN。ざっくりと切るように混ぜて完成!おこげもついてますよ~。冷めてもおいしいのでおにぎりもおすすめ。
「タケノコのお刺身」
【作り方】①タケノコの下の方は5㎜程の輪切りに、上の部分は縦に半分に切ってから、同じく5㎜の薄切りにします。
お好みで木の芽を添えて完成です!スピードメニュー!!
わさび醬油や塩&オリーブオイルをかけていただきましょう。
「タケノコのソテー」
【作り方】①お刺身と同様に切っていきますが、こちらは1㎝くらいの厚さで。
②熱したフライパンにバターを溶かし、タケノコを入れます。
全体にバターが回ったら残りの調味料を入れていきます。
③様子を見ながら適宜水を足して炒め煮に。全体に火が通り、水分がなくなったら完成です。
濃い目の色のお皿に盛ると、白子タケノコが映えて見えますよ~。
美しい竹林でいただくタケノコ料理は格別!
それでは特別に竹林でいただきます!!
ほくほくに炊き上がったタケノコと、お出汁、お米の甘さが絶妙にマッチ!ほどよくタケノコの食感が残っていて歯ごたえも楽しい♪
お刺身はわさび醤油でパクリ!穂先の柔らかい滑らかな歯触りと根元のシャキシャキとした食感、タケノコ本来の繊細な味わいが楽しめるのは旬ならではですね~。
塩とオリーブオイルをかければ、カルパッチョに大変身。
タケノコのソテーは、バターのコクと醤油の香ばしさがタケノコのおいしさをさらに引き出してくれます。ビールのおつまみにもぴったり!そしてご飯にも合う~。
長尾さん曰く、カレーや炒め物にも相性抜群とのことなので、いろいろ試してみたくなりました!
プロが教える!下ごしらえと保存のポイント
買ってきたタケノコはえぐみが出る前にすぐにアク抜きをしましょう!
(ちなみに、長岡京市のタケノコは、掘りたてならアク抜きしなくてもえぐみが出ないのが特徴ですよ)
タケノコは米ぬか、なければ米のとぎ汁で柔らかくなるまで皮のまま炊きます。タケノコが大きい場合は、半分に切ってもOK。味が変わることはありません。
炊き上がったら皮をむいて水さらし、その後丁寧に洗ってぬかを落とします。
毎日キレイな水を入れ替えれば、タッパや瓶などで約1週間冷蔵保存することもできますよ。
タケノコの旬は5月初旬まで。長岡京タケノコはちょっぴりお値段が張りますが、農家さんの手間暇と他にはない味わいを知れば納得ですね!!
長岡京市内の直売所で販売されているので、ぜひ作ってみてください~
問合せ)長岡京市環境経済部農林振興課 TEL:075-955-9514
★旬のタケノコが食べられるところマップ・買えるところマップ
★長岡京観光協会が管理する竹林のタケノコを地方発送しています
http://www.nagaokakyo-kankou.jp/html/eating/e_index.html
★そのほかの「たけのこレシピ」についてはコチラを参照!