意識的な腹式呼吸、してみましょう!
「クエスト」のパーソナルセッションのお客様で最初から呼吸を意識できる方は少数です。
だって忙しい毎日に追われていたら自分の呼吸を意識する事なんて考えない。
気がついたら背中が丸まっていて、とっても浅い呼吸になっているなんて当たり前。
だからこそApple Watchには「呼吸」なんてアプリがあって、意識的な深呼吸を促してくれます。
そんな時には「腹式呼吸」をしたいものです。
腹式呼吸の細かい説明はここでは省きますが、簡単に言えば「吸った時に横隔膜が下がってお腹が膨らみ、吐いた時横隔膜が上がってお腹が凹む呼吸」です。
赤ちゃんが寝ているお腹を見れば、人は教わらなくても自然に腹式呼吸をしている事がわかるはず。
ところがこれを改めて意識的にやろうとすると難しい人も多いようです。
そんな場合は仰向けに寝て「腹式呼吸」を感じる方法がおススメ。
こうして片手はお腹、片手を胸の上部に置く。
こうしておけば吸った時にお腹が膨らむのか、胸が持ち上がるのかが感じられます。
胸が持ち上がるのが胸式呼吸ですね。
一般的にはお腹も膨らむけど胸も持ち上がるなんて人が多いはず。
だからこそ意識的に腹式呼吸だけを練習するわけです。
意識的な腹式呼吸の方法が感じられたら、次の段階ではそれを座った姿勢でやってみましょう。
それに慣れたら次は吸う息を短く、吐く息を長くします。
割合で言うと最初は4:6くらいから始めて、慣れたら2:8くらいまでにしてください。
これによって自律神経系でも「副交感神経」の働きが活発になり、精神的なリラックスにつながります。
ですから瞑想の時には主にこの腹式呼吸を使うわけですね。
ただこの腹式呼吸は運動に適していない場合も多いのです。
特に格闘技などの対人スポーツの場合は、腹式呼吸ではない呼吸との使い分けが必要です。
その話はまた別の機会にしますので楽しみにしていてくださいね!