【商品使い方】ヤマハ簡易電動にリュック
YAMAHAさんの簡易電動車椅子(JWX-1、JWX-2、ジョイユニットXなど)に、大容量リュックを掛けるコツ。
バッテリーが一体型で取りつけられている場合、右タイヤ内側にバッテリーがあって、リュックがうまくかけられないことがあります。
バッテリーの上に覆いかぶさるように無理やり斜めにリュックを掛けても、段差越えの衝撃でリュックが動き、タイヤに当たってしまったりしますよね。
左右不均等な車いす後ろに、左右均等なリュックをかけるのは無理があります。(^_^;)
なので、背もたれの後ろをほぼ左右均等にしてから、大容量リュックを掛けてみてください。
といっても、車イスを改造するわけにもいかないので、リュックを2個使いします。
まず先に、バッテリー左横の隙間におさまるくらいの、小さいリュックを掛けます。
写真例では、折りたたみコンパクトリュック(現在は廃番品)を掛けています。
車椅子の座幅にもよりますが、横幅30cm以内のリュックが目安かなと思います。
横に膨らんでいない形のデイパックが最適ですね。
中身は何でもいいですが、あまりでこぼこしない形状のものが良いと思います。
この上に大容量リュックが重なるので、移動中に中身を取り出すのは絶望的に無理。(>o<;)
小さいリュックですが、お財布やペットボトルなど身の回り品のリュックとしては適しません。
こうやって1つ目のリュックで後ろの凸凹を(ほぼ)左右均等にしてから、2つ目のリュックとして大容量リュックを掛けます。
バッテリーの上におおいかぶさっていますが、下のリュックで地ならししているおかげで、上のリュックが比較的安定します。
ただし、後ろに荷物の奥行きが飛び出しますので、バックや方向転換する時は気をつけてください。
お土産物屋さんに入って、陶器の器があるときとか特に。(^_^;)
なお、座幅が広め(45cm程度)の車椅子は、バッテリー左横の隙間におさめるかけ方で、大容量リュックを直接かけられます。
リュック2個使いでもまだ荷物が入りきらない場合は、上に乗せることも一応できます。
3つ合計でおよそ87リットルの荷物、大型のキャリーバッグ1つ分くらいに相当します。
ただし、転倒リスクとか、車椅子の耐荷重量とか(自分の体重も忘れずに!)の問題もあります。
安全性が確保された方法ではありませんので、ご使用の際は十分ご注意ください。