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みやもと 舜馬

政策3:犬猫殺処分ゼロを目指して

2019.04.20 00:26

いよいよ選挙も最終日。


ここ2日間は個人演説会などで夜の時間帯がバタバタしておりました。


泣いても笑っても今日が最後です。


有権者に「投票したい人がいない」なんて言わせないような選挙にします。


自信を持って「みやもと舜馬に投票しよう!」と思ってもらえるよう、最後の1分1秒まで活動をしてまいります。

この記事では、政策の3つ目である犬猫の殺処分ゼロについて書き進めます。


まずはじめに、荒川区で殺処分は行われていません。


では、なぜ殺処分の無い荒川区で殺処分ゼロを公約に掲げるのか。


それは、日本の殺処分数の内訳をみていただくと見えて来ます。


日本の殺処分の内訳は、ペットとして飼われていた生体が15〜18%で、残りの80%以上は野良犬や野良猫です。



そして、犬よりも猫の殺処分数の方が圧倒的に多いのが現実。


荒川区では野良猫の繁殖が密かな地域課題となっており、荒川区の保健所には毎年多くの苦情や相談が寄せられています。


東京都は野良犬がいないと言われているように、荒川区で野良猫の繁殖をとめることが結果として殺処分を減らしていくことに繋がるのではないかと考えました。






そしてもう一点、誤解のないように予め説明しておきたいことがあります。


今回の選挙の中でもご意見やご指摘を頂戴していますが、「犬や猫の問題が高齢者福祉などの問題よりも優先される課題なのか」、「犬猫に税金を使うならもっと人への投資を政策に掲げろ!」と言うようなお言葉を、既に私自身が街頭で言われています。


高齢者福祉や障がいを持たれている方への政策提言、そして生活保護や外国人居住者への対応策など、今回掲げている公約以外にも取り組んでいきたい政策分野は多数あります。


今回の選挙で配るチラシの中に、これらを載せなかったのには理由があります。


街中で犬猫の問題を提言する事に対する意見を頂戴しているように、荒川区の中で密かに進んでいる野良猫の繁殖という問題は地域課題として認識されていません。


一方で、繰り返しになりますが、保健所には多くの相談が寄せられており、荒川区の中では確実に地域としての問題になって来ています。


高齢者福祉に向けた政策など、一般の方でも社会問題として認知している事は、多くの候補者が公約に入れる中で、野良猫の繁殖のような認知はされていないけれども確実に問題になっている事を、有権者の方々へ、そして区政に対して問題提起をすることも政治家の仕事なのではないでしょうか。


みやもと舜馬は、決して高齢者福祉やその他の問題を軽視しているわけではなく、荒川区においては野良猫の繁殖抑制に対して予算もかけて対応を行なっているという現実がある中で、この問題を早急に解決して、そこにかけている予算を人への投資に変えていくことが、荒川区をより良くしていく事につながるのではないかという想いを込めて、犬や猫の問題を3大公約の1つに設定しました。


犬や猫は好きだけど、そのような個人的な趣味嗜好で荒川区政に対する提言を行なっているわけではありませんので、そこをご理解いただけると幸いです。



長くなりましたが、政策の中身に入っていきます。


地域猫活動の拡大を進める上で、もっとも難しいのが地域住民の理解を得る事です。


まだまだ「猫なんか」と思う人が多い中で、その必要性を説いていく事が困難。


そして、庭をお持ちの方や、植物を育てている住民の方からよく聞くのは、糞尿に対する苦情です。


やはり、糞尿被害に遭われている住民の方からは、猫に対して非常に厳しい意見をもらう事が多々あり、まずは糞尿被害対策をする事が必要であるのかなと思っております。


そこで、地域住民の理解を得ていく、それと合わせて糞尿に対する苦情を無くしていく対策として、野良猫トイレの設置を進める事を第1の個別政策といたします。






第2に、活動団体として申請する際に必要な設立要件を緩和し、団体数を増やす事で、より広範囲での繁殖抑制活動を行えるようにします。


現在は、荒川区の面積に対して既存の団体が活動している範囲は20%程度であり、他の地域では繁殖が進んでいる現実があります。


それを最低でも50%程度の範囲をカバーできるくらいの団体数にすることで、繁殖抑制活動の効果をあげていきます。






第3に、荒川区主催の譲渡会を定期的に開催します。


荒川区に限らず、ボランティアの方は莫大なお金と時間をかけて、野良猫の繁殖をとめるという地域課題と戦っています。


本来であれば、行政が対峙するべき「地域の課題」に対して、民間人であるボランティアの方々は解決するために奔走している。


このボランティアにかけている負担を減らすための方法の1つとして、保護団体が抱えている猫を譲渡していける環境を、行政から提供する事を提案します。


金銭的な負担という問題もあるのですが、多頭飼育に近いボラさんもたくさんいる中で、保護から譲渡の循環を作っていく事をまずは、荒川区政の中で提案をしていきます。






そして最後に、小学校や中学校で地域猫に対する啓蒙活動や、荒川区の野良猫の現状などを知ってもらう事ができるような講演会を開催するなど、区民の皆さまに問題としての認知を広げていく活動も区政から行います。




最終日もしっかりと区内を回りまして、訴えかけを行ってまいります!


行って来ます!!