オーストラリアの可愛いバスドライバー
オーストラリアのバスは、日本のバスの様にアナウンスもなければ表示もない。
そして、乗客が降りる人がいない、かつ乗る人がいない駅は、普通にスルーします。
最初の頃は、全く土地勘のない場所や慣れるまで、毎度、どこで降りたいかバスドライバーに伝えて、私に知らせて欲しいとお願いをしてた。
たまに自信があっても、降りるボタンを押しそびれてあえなく、駅を通り過ぎてしまったこともあったw 「あ”---」って騒ぐと、ドライバーが「そこで降りたかったのか?」と聞いてきて、
「そうだけど過ぎてしまったから、次の駅で降りる」と伝えると、
「次の駅まで距離があるから、もういいから今ここで降りろ」と、降ろさせてくれる。
日本じゃ考えられないけど、親切なドライバーだと降ろしてくれる。
かと思えば、私の経験からすると、女性のドライバーはかなりの確率で感じが悪いし、
本当嫌な奴とかいる。
この前、とっても親切なドライバーと遭遇した。
わたしは、乗り換えをして少し遠出の日。
平日の9時を過ぎると、ラッシュアワーを過ぎてバスの運賃が安くなるので、そのタイミングで遠出した。乗客もほとんどいなくて、ガラガラの状態で、ドライバーが話しかけてきた。
乗り換え場所で、同じバスに乗るのでそのままドライバーと何気ない会話をした。
実に愉快な人で、最初タイ人間違えられた。
わたしは、よくアジアへ行ってもそうなんだけど、タイ人と間違えられる。
この陽気なドライバーも、私が外国人だから観光客なのかな?と最初思ったようで、
途中から、バスガイドを始めてくれた。
(他にも乗客がいるけど)
「ほら、あそこ見ろよ、高級住宅街だぜ」とか。
「この建物すごいから、降りて写真撮りなよ」とw
私が、バスからGo proで撮りはじめると、ゆっくり走ってくれたり。
まさにバスツアーw
公共のバスだけど。
周りの乗客は少しイラッとしてる人もいた。
最後に、ドライバー席を指し、「ここに座れ」と。
ドライバー席に座るわたし。
記念に写真を撮ってくれたw
愉快で優しいいかにもOZのおじさんだった。
帰りに、また違うバス停から乗車したら、またこの愉快なおじさんがドライバーだった。
なんか縁があったんだ~と感じる一日だった。
更に、この後乗り継いで家路に帰るバスが、まさにこの陽気なドライバーと一転して、
恐怖の恐ろしいドライブが始まるのは、この時は未だ知らずにいた・・
次は、その恐怖のバスドライブについて書きたいと思う。