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【オーストラリア・パース旅行】イースターホリデー母子旅、出発。

2019.04.21 14:10


息子のイースターホリデー中、夫が出張だったので、私と息子の2人でオーストラリアのパースへ行ってきました。


パースを選んだ理由は



★いつも暑いシンガポールに住んでいるから、たまには涼しいところに行きたい(4月のパースは秋)

★シンガポールからパースまでは直行便で約5時間で近い



日本から西オーストラリア・パースへは、2019年4月現在、直行便はありません。そのせいか、日本語でパース旅行記を探すと、シンガポール在住の方のブログが多く、とても参考になりました。パースはオーストラリアのガイドブックのほんの一部にしか掲載されていないので、写真入りブログ情報は本当に有難いです。


パースの見どころは大体決まっていて、既に他の方の旅行記で目にしたことがあるような情報ばかりになってしまうのですが、たいていは家族旅行でレンタカー利用の旅。母子旅で、レンタカー利用なしの旅はあまり見かけなかったので、記しておきたいと思います。


今年の9月に、ANAが成田-パースの直行便を復活させるようなので、日本からパースへ旅する方も増えそうですね。



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出発は、朝7:40発のシンガポール航空を利用。


早朝出発がつらいけど、お昼にパースに到着して、午後はさっそく行動できる便にしました。



◆パース入国について


入国の際、かなり検疫チェックが厳しいと言われているオーストラリア。入国カードに持ち込み物の申告をするだけでなく、検査犬がスーツケースをチェックするという情報をたくさん目にしたので、我が家は食べ物は一切持ち込まず、薬は手荷物バッグに入れておきました。


ところが、実際に到着してみると、何のチェックも無し。空港スタッフがにこやかに手を振って出口に送り出してくれました。


オーストラリアによく行く方に聞いたところ、日本人のベビー連れの家族はよく「おにぎり」「バナナ」等の穀物フルーツを持っていることが多いため、ベビーのいるご家庭はだいたい止められるとか。小学生連れの場合は、あまりそのような食品を持っていないため、検査で止められることが少ないのではないか、とのこと。




◆旅行中のデータ利用について


私はいつもStarHubのプリペイドSIMを利用しているので、オーストラリアならばローミングをONにするだけで、シンガポールで日常利用するのとそれほど変わらない料金で利用できました(ポストペイドSIMは料金体系が違いますのでご確認ください)。



一応、息子にも古いスマホにSIMを入れて渡しておこうと思い(小学生男子なのでトイレ等で別行動になる時が心配)、シンガポールでもオーストラリアのトラベルSIMが手に入ると聞き、シムリムタワーに買いに行ってきました。


オーストラリアの大手通信会社Telstra、7日間利用で9ドルくらい。



説明書通り、パースの税関通った後にSIMをセットし、届いたSMSにリンクされているHPからアクティベートしました。


受付完了のSMSが届き、約4時間以内に完了して利用できるようになる、と書いてありましたが…夜になっても使えるようにならない。


そして、「アクティベート完了!もう使えますよ」的なSMSが届きましたが、一向に使えるようにならない。


これ、ネットで検索してみると、よくある事のようです。現地でTelstraの店舗に行ってアクティベートし直してもらうと使えるようになるらしいのですが、私は面倒で、、というか、実際にパースに行ってみると、息子にスマホを持たせなくてもよいと思ったので、ホテルでWi-fiを繋いだ時のみ、息子のメッセージ通話アプリアカウントから父(夫)に電話できるようにしました。


そして、ちょっと笑えることに、4時間以内ではなく4日経ってから突然、モバイルデータが利用できるようになりました。遅い!



プリペイドSIM・トラベルSIMを使うのであれば、税関を出たところに大手通信会社の店舗が何軒も並んでいるので、ここで購入してアクティベート・動作確認まで済ませてもらうのが良さそうです。






◆空港からパース市内ホテルへの移動


空港を出たら、広く青い空と、乾いた空気。


久しぶりの、アジアとは違う空気に、オーストラリアに来た気分が高まりました。




空港から市内までのバスが出ていて、それを利用するつもりでいましたが…




パースの晴れ渡る青空を見たら、早くホテルに行って荷物を置いて、街歩きに出掛けたくなってしまって、Uberでさっとホテルへ向かうことに。


シンガポールでは昨年Grabに身売りしてしまったUberですが、オーストラリアでは活躍中。


アプリをアンインストールしていましたが、再インストールしたら、そのままアカウントが残っていて、クレジットカードの登録もそのまま。パースに着いたら自動的にオーストラリアドルの表示になりました。便利。


そして、シンガポールで利用していた当時も、GrabよりもUberのほうが車がきれい、ドライバーが丁寧、アプリが使いやすい、と圧倒的にUber支持派でしたが、久しぶりに使ってみてさらにアプリの精度・使いやすさが上がっていました。なぜアジアから撤退したんですか、Uber...。


ちなみにこの時、パース空港T1から市内のパンパシフィックホテルまで、A$31.19でした。






◆今回の旅の共の本


いつも旅に出る時は、機内やホテルで読む本をKoboに入れていきます。


今回は、元TBSアナウンサーで現在家族でパースに移住している小島慶子さんの「大黒柱マザー」。


この方、テレビで拝見していた時は、少々きつくて苦手な部類の女性だと思っていたのですが、この本を読んで、子供を連れて移住する生き方・考え方がとても好きだというか、我が家も同じような考えでシンガポール移住をしたのだと、これを読んで改めて考えられたような気がして、すんなりと頭と心に入ってくる本でした。ただ、所々、少々きついというか言い過ぎる印象があり、それをあとでご本人が反省している文面があり、こういうところがテレビではきつく感じていたのかもしれない。書かれた本を読むと、真摯な生き方がとても素敵です。





出発前と、行きの飛行機内で読んで、パースという地を想像し


帰りの飛行機内で読み返した時には、目にした風景と照らし合わせてパースを思い返しました。



本の中で、「パースの空港に降りると、いつも干し草と花と潮風が混ざったようないい匂いがするんです。その土っぽい匂いが長男は気に入ったのかもしれません」という表現があり


実際に初めて降り立ったパースの空港は、その通りで、私たちも早速この土地が好きになりました。