クアラルンプール空港のキャセイパシフィック・ラウンジ
リッツカールトンでアフタヌーンティーを楽しんだあと、またGrab でホテルに戻り、
預けていた荷物をピックアップする。
私が泊まっていたメリディアンと、妹が泊まっていたヒルトンは、
ツインタワー状のお隣なので、入口もこんな風。
ほとんど同じホテルに泊まっている感覚で、待ち合わせも便利。
ただ、ヒルトンのほうは、ロビーに座れる場所がほとんどないので、
たいていはメリディアンのロビーで落ち合うことになった。
荷物をピックアップして、KLセントラル駅からバスで空港に向かうことにしたのだが、
ここで私が大ポカをしでかした(笑)
たいして調べず、単に空港行きのバスということで、
赤い車体の『SKY BUS』というバスに乗車してしまった。
チケットを買うとき、『KL Sentral⇔Klia2』と書いてあったのは読んだのだが、
KLセントラル→ Klia →Klia2 と順に停車するものだと信じて疑わなかった。
だって、KLIAエクスプレスがそうだし、成田空港のリムジンバスだってそうじゃん!と。
ところが、これは本当にそのまんま『KL Sentral⇔Klia2』だった。
で、私がKliaだと信じて降りた最初の停車場はKlia2で、
LCCで帰る妹には、『次のKlia2で降りるように』と、嘘八百を教えたのだ(笑)
結局、いつまでもバスを降りない妹は、そのうちに強制的に降ろされ、
先に降りていた私は、その頃にようやく間違いに気付き、
KLIAトランジットで無事にKliaへ着いたのだった。
まあ、二人とも深夜便に乗る予定で、時間はたっぷりあったから、
これも笑い話で済んだ。
そんなこんながあっても、搭乗まで時間はまだまだあったので、
キャセイパシフィック航空のラウンジで時間を潰す。
帰りはJALのプレエコだったのでラウンジに入れるのだが、
クアラルンプール空港にJALのラウンジがないので、キャセイのラウンジになるのだ。
アフタヌーンティーでお腹いっぱいになったと思っていたけど、しばらく経つとお腹が空いてきた。
それにしても、食べ物はたいしたものがない。
香港のキャセイのラウンジが良かっただけに、これはかなり残念。
したがって、こんな感じ。プチケーキとサンドイッチじゃ、アフタヌーンティーの続きみたいだな。
プチケーキは、チョコレートブラウニーとバナナケーキ。それとクッキー、ドライフルーツ。
サンドイッチはハムとチーズ、ツナを挟んだクロワッサン。スープはクラムチャウダーだったか。
と思ったら、こんなものを見つけた。
あまり見つけて欲しくないのか、端っこのほうにそっと。
見つけてしまったのだから、頼んでみましょう。
これ、美味しかった。
なにをさして『日本風』というのかよくわからないけど、確かに家庭で作ったようなカレー。
鶏肉がゴロゴロ入ってる。
惜しむらくは、白米がちょっとポソポソしてたけど、外国で食べる白米としては許容範囲。
日本人のおじさんが、『それ、どこにあるの?』と聞いてきたから、
やはり見た目も美味しそうだったに違いない。
いや、カレーの匂いって食欲そそるから、匂いかもね。
ようやく搭乗時間かなと、トイレに行って化粧を落として、歯も磨いて…
さあ、と思った矢先に1時間のディレイを知らせるアナウンスで、
22:50 の便が23:50になったことを知る。
奇しくも妹が乗る予定のエア・アジアとまったく同じ時刻になったのだった。
翌日の朝8時頃に無事に成田に到着。
妹からも、無事に帰ったというLINEが入って、一安心だ。