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prism

2019.04.22 04:31



ペールイエローとマリンカラーの

胸元にリボンの付いた

薄い七分の春ニットです。


実はこの2着、


15年も前に

ユニクロとロペピクニックで買ったもの(!)


毎年半袖に移る間の

この時期にだけ1-3回位着ている。


いつ買ったっけ、と考える

→確か2004年!


自分で驚いた。さすがに長寿すぎる。

奇跡のようなニットです。


(年3回しか着ないにしても

15年も着続けている服はこれだけ。私の最長記録服!)


当時の私にとってはネックの開きが大きく、

フェミニンで大人っぽいデザインだったので

デニムパンツに合わせて着ていた。


今はスカートに合わせる。

普通に、合う。



『昔の服は素材や作り、織りがしっかりしている』


というのは本当だと思う。

毛玉も全くない。型崩れもなし。


ちなみに

母から「綿100じゃないとすぐダメになるよ」と言われていたので


春夏ニットはなるべく

綿100パーセントのものを選ぶようにしていた。


(今は良い合成繊維が沢山開発されたので、そんなこともないはず、)


加えて、買った当初は

なんとなく洗濯機で洗いたくなくて

ニット製品は全て手洗い

(付けおき洗い)をしていた。


↑これが面倒で、あまりガンガン着なかったのもある。


(今は洗濯機でドライ洗い)



15年前の春は

私にとってかなりの転機になった年。


それまではカジュアル一本で

男の子みたいな服ばかり選んでいたのに


大人っぽい服を着たい!

女の子ではなく、「女の人」っぽい服を着たい!

という気持ちで買ったことを

よく覚えている。


日経ウーマンとか買ってたもんなー・・思い出すと恥ずかしいなあ笑


そんなに無理せんでも

嫌でも年重ねたら大人になるで。

と言ってやりたいけど

そういう時期も必要です。多分。




三浦大知の年齢ごとのパフォーマンスを見て感じたこと。


若い頃のガチガチして隙のない一生懸命なダンスより


今のダンスの方が

めちゃくちゃ魅力的。


徹底的に基礎を押さえてきたからこそ、

力を入れるべきところと抜くところを知っている。


柔らかくて軽い、スッとした

とても綺麗な抜け、が所々にあって


それが自然な色気に繋がっている。


思うままに流れるように

気持ちを込めながら好きに型を崩し


完全に自分だけ、のパフォーマンスになっている。


これは若人には絶対出せないやつだ、すごい、と。



→いや待て

私にもそういう部分があるんじゃないか、

あるばずだ。


そう思って意識し始めたことがいくつかある。



輝いている人から

自然に自分に繋がる何かを見いだせるようになったり


こんな文章を暇潰しに楽に書けるようになったり

大人になるのも

悪くはないな、と感じた5月手前。


まだ、八重桜がきれい。




個人観賞用。

このスタイリングを見てベージュのニットワンピースを買った。


(男性アーティストから影響を受けるところ、昔から全然変わらない。)