[開催レポート]中学生のキャリア教育|野田市 アイキャリア
今、子どもたちが通う小学校、中学校でも
職場見学や体験、社会人講演など
様々なキャリア教育に取り組んでくださって
います。
ひと昔前には「キャリア教育」
なんて言葉すらなかったので
本当に羨ましいなと思います。
自分が子どもの頃
夢やなりたい職業なんてものは無く、
(いや、一応あったのかな?
イメージだけで憧れていた職業はあった)
単に成績を基にして
入れる学校、通える学校を選びました。
ですので、進学しても何の目的もなく
ただ遊び呆けて、大した勉強もせずに終了…。
今思えば本当にもったいない学生生活を
過ごしたなと思います😓
この春から子どもが中学2年生になり、
近々職場体験に行くそう。
中学ではどんな体験をさせていただき、
どんな大人たちに出会い、
何を感じ取ってきてくれるのか。
せっかくの職場体験を、ただの思い出で
終わらせるのではなく、
体験を自分事として捉え
社会理解と自己理解に繋げてくれたら
良いなと願うところです🙂
また、中学3年生ではどのように
進路を決めていくのか、興味深々です。
ですが、やっぱり自分の子どもに
自分なりのキャリア教育は
やってみたいという気持ちがあり、
先日時間を取って第1回目を
実施いたしました。
選んだ場所はこちら↓
柏の葉のシェアオフィス KOIL。
中学生は残念ながらオフィス内には
は入れず、フリースペースのみ使用可でした。
しかし、ガラス張りのシェアオフィスでは
雇用されない働き方や
新しい働き方テレワークなど、
様々な大人が働いている姿に
接することができます。
(HPより)
先日の第1回目の内容は、
「自分の未来について考えてみよう」として
◆社会を知ること
◆自分を知ること
の2つに絞りました。
①働くってどうゆうこと?
→やはり、働くことは
「お金をもらうこと」とすぐに答えが
出ます。
もちろん正解。
その他には?
お金以外にも働く意味はないかな?
と考えてみました。
本人と一緒に考えて出た答えは、
自分ができることで
人や社会を幸せにし
そして自分も幸せになること
にまとまりました。
②知っていることと知らないこと
→人は知っていることについては
イメージできますが、
知らないことは(当たり前ですが)
イメージできません。
例えば、国内にある職業の数っていくつ
だと思いますか?
「う〜ん…1万ぐらい?」と
回答がありましたが
約1万7千の職種があります。
そしてこれらの中には、この先消滅する
職業もあれば、新しく誕生する職業も
あります。
厚生労働省から出ている、
「働き方の未来」には
2035年の日本の働き方が
予想されています。
こちらで詳しい内容は割愛しますが、
こんな未来が君たちには待っているかも
しれないと、社会を知っておくことも
必要でしょう。
更に進む少子高齢化、人口減少。
予想されているこれからの日本。
だからこそより「個」(自分)が大切。
自分としっかり向き合う事の大切さへと
繋げていきました。
③自分を知ること
→自分を知り、自己肯定感を
身につけます。
自分はどんな事にワクワクする?
今までの思い出の中でどんな事が
印象に残ってる?
自分の興味ある分野ってどこだろう?
(意外にも真面目に取り組んでいる様子)
そのほかにも、
自分が苦手と思うところは?
じゃあこれを残りの2年間の
目標としようか?
どうすれば苦手じゃなくなる?
etc.etc.......
この辺りは、やはりスラスラ書けないので
個別にサポートしてあげる事が
必要でした。
その他にも、興味ある学びって何だろう?
例えば「文系」「理系」という
カテゴリーは知っていると思うけど、
文系にはこんなにもたくさんの
広がりがあるし、
理系にもこんなにたくさんの
広がりがある。
(㈱リアセック R-CAPより)
この一覧はとてもわかりやすくまとまっていています。
(もちろん全ては入っていませんが…)
我が子は理系しか興味ないと
思っていたけど
意外にも文系の「歴史・文化学」にも
興味があることがわかりました。
こちらの一覧は㈱リアセックのHPから無料で
ダウンロードできます。
④見え方、感じ方は人それぞれ違う
→人は一人一人違うんだ、という事を
ゲーム感覚で気づきを得ていきます。
同じ事柄でも、見え方・感じ方は
違います。
だからこそ大切なことは、
人と人とのつながりやコミュニケーション。
人とのコミュニケーションから
自分らしさを知ることができるし、
他者を知ることができることを
学びました。
ここまで、おおよそ1時間。
あっという間に終了です。
最初はあまり乗り気ではなかった様子ですが
「もっとやりたい」と言ってくれました。
次回、第2回目の
「自分の未来について考えてみよう」では
興味ある分野としてピックアップした
電気・電子工学の分野
歴史・文化学の分野
これを詳しく調べてみること。
更に、もしこの分野を学ぶとしたら
どんな進路が良いのか、を一緒に
調べてみたいと思います。
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