平成ホークス30年私的観戦ベストゲームス第2位　札幌ドームでダルビッシュに投げ勝つ杉内、さぁマジック1！

平成ホークス30年私的観戦ベストゲームス 

第2位 

2010年9月25日 

福岡ソフトバンクホークスvs北海道日本ハムファイターズ

西武優勝目前。

福岡ドームで1つでも負けたら優勝絶望の中で3連戦3連勝。

その後も勝てない西武、勢いに乗るソフトバンクでいよいよマジック2。

9月25日は札幌ドーム。

この時点でソフトバンクのマジックは2。

残り試合は西武が3でソフトバンクが2試合。ソフトバンクが2連勝すれば優勝だが、

逆に2連敗してしまいうと西武が2勝1敗で再逆転優勝。

そんな9月25日はデーゲームが西武戦、そしてソフトバンクはナイター。

ん？？？何かこのシチュエーション見たことがあるぞ？？？

1999年9月25日

この日もホークス（当時ダイエー）マジック2

デーゲームが西武でダイエーがナイター。

デーゲームで西武が敗れ、ナイターでダイエーが勝ち優勝したのだ。

その時の空いても、、、そう日本ハム。

ただしその時は福岡ドームだったが、、

おぉ、同じシチュエーションだ。

てことは西武が敗れてマジック1になって…

西武戦をテレビ観戦。

当然楽天を応援したのだが、、残念ながら西武の勝利。

この日の胴上げはなくなり、11年前の再現とはいかなかった。

まぁ、そんなこと関係ない。

2010年ラスト観戦試合

勝てばマジック1

負ければ自力V消滅

そんな大事な一戦を札幌で見れる幸せ。

しかし11年前と違い、球場全体完全アウエー。

この日は一塁側内野席で観戦だが、ホームもビジターもほぼなく

ライトのビジター席を除けば見渡す限りのファイターズファン一色。

そんな中での日本ハムｖｓソフトバンク

ソフトバンクの先発はエース・杉内。

そして日本ハムの先発もエース・ダルビッシュ。

試合は行き詰る投手戦。

杉内も良かったが、ダルビッシュはもっといい。

正直打てる気がしなかった。

チャンスはたった1回だけ。

7回表スコアリングポジションにランナーを置いて

1番セカンド川崎宗則。

打つならここしかないと思った。

（記憶があいまいだが確か）初球をとらえたはず。

外野に打球が転がりランナーが生還。

ホーム側に座っているとはいえ4万人以上のファイターズファンに気を遣い

おとなしく応援していたが、この時はさすがに立ち上がる！

周りを見ると50人くらいはホークスファンを確認できた。

1-0

この1点を杉内が守りにかかる。

ところが9回。

一死1.2塁のピンチ。

一打同点長打でサヨナラ。

そんな大々々ピンチで打者糸井の打った当たりはセカンドゴロ。

4-6-3ダブルプレー決まったぁ！！！

本日2回目のスタンディング。

見渡せる内野スタンドのホークスファンは100人くらいに見えた。

川崎のタイムリーの時、50人は我慢してたのね。

この日糸井はバンドミスに最後の併殺と負け試合の戦犯。

そして・・・その翌日はデーゲームが日本ハム-西武

ナイターが楽天-ソフトバンクだったのだが、

デーゲームで糸井がサヨナラヒット。

この瞬間福岡ソフトバンクホークスの7年ぶりの優勝が決まったのだ。

糸井にはずいぶん感謝したものです。

この試合で語り草になっているのはヒーローインタビューでの杉内の涙。

押し潰されそうなプレッシャーの中、1-0の完封勝利。

現役通算142勝を挙げた杉内の、ベストピッチングともいえるゲームだったと思う。

ま、優勝したけどその後クライマックスでロッテに敗れちゃって感動も風船のように一気に萎んじゃったんだけどね（苦笑）。