口で発音することが大事
英単語を覚えるときにあなたはどのように覚えていましたか?
何回も紙に書いて覚えた!
単語帳にまとめて、移動中に覚えた!
参考書を読んで覚えた!!
こんな方が多いですかね。
口に出して何回も練習しました!!
と言う方は少ないかもしれません。
レッスン生たちも単語を覚えるのに、発音をしないで暗記で覚えようとします。
決して覚えられないということはないのですが、ほとんどのレッスン生が同じ単語の綴りで間違えます。
間違えやすいのは、AとEの発音、EとOの発音、EとIの発音の違いです。
聞いているだけでは、どれも同じ音に聞こえます。
どちらの発音も口を動かして発音してみると、口の動きが違います。
日本人が聞き取るのが苦手とされるRとLの音も良く間違えます。
RとLも発音する音だけではなく、舌の使い方が全然違います。
Rの方はどちらかと言えば、こもった感じに聞こえています。
どちらの場合も発音しているのを聞いているだけでは違いが分かりにくいんです。
綴りによっては他の子音に混ざって母音の音が聞き取りにくい場合もあります。
STEPコースのレッスン生たちには練習する際、発音しながら書く練習をするよう指導しています。
どうしても恥ずかしくて発音するのが嫌みたいで、口を小さく動かすかまるっきり貝みたいに口を閉ざしてしまいます。
そんな時、レッスン生たちには
「誰も聞いていないから、ちゃんと発音してごらん」
と伝えています。
kiko's english playroomのレッスンは6名までの少人数制で行っています。
ほとんどのレッスンが2~4名で行っています。
単語を発音して練習していたところで、誰も笑ったりしません。
どちらかと言えば、聞いていません。
完璧な発音をして欲しいとはお願いはしません。
どうやら、ちゃんと発音しなければいけないというプレッシャーがあるみたいです。
何回も繰り返して練習することによって、発音はうまくなっていきます。
学校では大人数での授業になるため、そんな風に発音して練習していたらうるさくなってしまうので、おすすめはしていません。
暗記で覚えられたり、聞いただけで単語を書きとることが出来たら良いのですが、なかなか難しいものです。
私も出先で中国語や韓国語を耳にする機会が多いですが、まるっきり何を言っているのかわかりません。
多分日本で放送している内容と同じだと思うのですが、一緒に発音することはないので
まるっきり発音ができません。
日本語を発音するのとは違う口の動きをするので、私もレッスンの後は口の周りの筋肉が少し痛いです。
発音もゆっくりしているとすごくおかしいことを言っているように見えて、自分でも笑ってしまいます。
レッスン生たちも発音することを楽しみながら行ってくれたら、と思っています。