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悪い癖とやり直しと希望の光、日体大FIELDS戦

2019.04.24 14:55

2019年4月20日、長野Uスタジアムを会場に、

2019なでしこリーグ1部第4節

AC長野パルセイロレディースvs日体大FIELDS横浜

の試合が、13時キックオフで開催されました。

天気は快晴。

スクールの牧田コーチが、この日行われるPKグランプリの宣伝をしていたので、スクールの案内も兼ねて撮影させていただきました。事前エントリーは部門によって大きくばらついていましたが、当日はご覧の通り、牧田コーチ始めクラブスタッフの皆さんの宣伝もあって、まずまずの参加者数でした。


ホーム側入場口近くの「グルメスクウェア」には、もんもカフェさんとダイナマイト関西さんが出店。ダイナマイト関西さんのテント横にはシャボン玉発生器があり、時折出てくる大量のシャボン玉に、子どもたちが大喜びでした。

北東側テラスデッキに用意された、三谷沙也加先生書の「平成」で記念写真コーナー。入れ替わり誰かが撮影してました。固定の撮影係はいませんでしたが、営業担当の大橋さんがカメラやスマホを預かって撮影してあげている時間もあったり。私は、自分が写ってる写真など全く興味が無いのでパスwテラスデッキ席の宣伝も貼ってありました。複数人で入れて値段も結構お得です。天気さえ良ければ(良過ぎても暑いけど)家族・仲間などで購入してみるのも良いかと思います。

レディースの試合ではお馴染み、バクスタで出店されている地元篠ノ井の橙宴さん。この日も試合開始頃にはラーメンが売り切れる大盛況。最近、麻婆ラーメンや唐揚げラーメンなどバリエーションも増えています。

この日はゴール裏のスタグル出店がなく(諸事情)、パルグッズの売店が広めに展開。新グッズに加え、1回1,000円で昨年のグッズ(ぱっと見、1,500円~10,000円前後?)が当たるスピードくじも。

新登場の「ユニフォーム型ピンバッチ」1回500円。やっぱり他チームと比べると高めなのが辛い。他の方と交換しながら、なんとか上記14選手が揃いました。残るは2、3、4、10、14、19か。昨年と比べて選手数が少ないので、コンプリートはし易いとは思いますが、無理はしないでおきます。


アップ前の早い時間に選手が出てくる、通称「お散歩」。

鈴木里奈選手、巴月優希選手&大久保舞選手。

お散歩時間より遅れて出てきた原海七選手と瀧澤千聖選手。自分の横断幕の確認だったみたいです。

売店前でのファンサに来た、鈴木陽選手、古舘知都選手、中村恵実選手。一度出てきてまた戻って、15分後くらいに来た時かな?

いつものようにGK2人が先に出てきてアップ開始。池ヶ谷夏美選手と風間優華選手。

練習を見守る本田美登里監督。

今年の若いチームを構築する意味で本田監督と同等かそれ以上の重責を担う、小笠原唯志ヘッドコーチ。

メンバー登録には入らなかったものの練習には参加していた三谷沙也加選手。もう少しかな。

この日の審判団。ファールを結構流していて、荒れ試合の一因になった気がします。メインスタンドの私の近くに酔っ払いの高齢の方がいて、激おこでした。

ドリブルのタッチを確認する滝川結女選手。

アップ終了でボールを片付ける、濱本まりん選手と巴月優希選手。

アップ終了後、スタジアムの整備をする芝師さん。いつもありがとうございます。

ボールの数を確認する日体大の選手。足りなかったみたいで、パルセイロレディース側にもボールが混入していないか確認に来ていました。

フェアプレー旗が入り、選手入場。

この日の両チームスタメン。

この日大活躍した、日体大6番今井選手と、9番児野選手。二人とも両手で握手。児野選手はハットトリック達成。

ゴール裏の声援。

スタメン記念撮影。毎回、角度的に堤コーチが入りますが、この日はちょうどしゃがんでいたタイミング(笑)

円陣に向かう前に指示を確認する池ヶ谷夏美選手。

円陣。

原海七選手。全試合先発フル出場に加え、U代表で沖縄への往復があったりとかなり大変そうですが、若さで乗り切ってる・・・のか、心配だったりします。

コールに応える横山久美選手。

試合は、前半に2点リードされる苦しい展開。

特に前半の入りが悪く、集中していないような感じで5分に児野選手に決められたり、前半終了近くに大久保舞選手が負傷して巴月優希選手が入るまでの数的不利の時間帯を持ち堪えられずに失点したり。ベレーザ戦とは別のチームのようでした。あの時出来ていたことが、2週間でまるで出来なくなっている。多くの人が思いつく原因がいくつかあるでしょうけど、ここでは書きません。

後半に入り、50分に混戦の中を滝川結女選手が決めて1点返します。まだ負けているのもあり、喜びは控え目。巴月優希選手と瀧澤千聖選手が、すぐにボールを拾ってハーフラインに戻していました。

67分には、右サイドからのクロスを角度のないところから鈴木里奈選手が決めて2-2同点に。

今シーズンに入ってFW起用が続く鈴木里奈選手は、嬉しい初ゴール。

入場者数1,453人。快晴の条件からすれば少ない。相手が日体大でネームバリューやアウェー観戦者の少なさを加味しても、危機感を持たなければいけない数字だと思います。

対して、ボランティア参加者は昨年より増えている感じがします。この日は38名。ありがとうございます。

試合は、73分に児野選手がラインの裏へ抜け出し、GK池ヶ谷夏美選手との距離を測ってループ気味に決めてハットトリック達成。これが決勝点となりました。得点後のポーズは・・・現場ではゆりかごかと思ったら、微妙に違う。なんだろう?

せっかく同点に追い付いても、最後の1点を相手に決められてしまうのは、昨年後半戦から変わらない悪い癖です。2得点の攻撃はともかく、守備に関してはやり直しに近い修正を施して、ベレーザ戦で見せた集中力とポジショニング・連携をまた作っていくしかないかと思います。

選手のコンディションなど色々あるかと思いますが、この日の試合で一番印象的だったのは、後半終了間際の瀧澤千聖選手のシュートシーン。翌日の信濃毎日新聞の試合記事の写真にも掲載された場面です。エリア内でボールを左側に浮かせて相手の背後をとったのですが、そのまま左足で放ったボレーシュートは、背後をとられた相手が必死に戻ってブロック。その選手は、ハットトリックを決めた児野選手でした。守り切る時間帯だったとはいえ、FWがエリア内に戻って同点のピンチに体を張って守る。場面は様々ありましたが、シュート数は倍以上(9対4)撃ったパルセイロレディースが負けたのは、ギリギリのところで「あと一歩」が出たのが日体大だったからのように、私には思えました。

希望といえば、滝川結女選手の2試合連続ゴール(リーグだと今シーズン初)、りなぞ~選手の初ゴール。あとは1-2、0-1、1-0、2-3と全て1点差ゲームで大敗はしていない辺りか。どの試合も自分達の時間は必ずある、でも試合中に気の抜けた時間が何度もあって、そこで失点してしまう。ノジマ戦やリーグカップのベレーザ戦は、前半に先制できたこともあって集中力がまずまず続いただけに、試合中の波(悪い方の)を極力抑えることが必要になるかなと思います。

試合終了後、サポに挨拶。瀧澤千聖選手、濱本まりん選手、原海七選手が話し合っていました。

この日は、試合終了後に巴月優希選手のリーグ通算100試合出場達成のセレモニー。

ご家族と記念撮影。

感謝の言葉と、舌出しがちな巴月優希選手。

チームメイトからのメッセージボードを手渡す横山久美キャプテン。

記念撮影。できればメンバー外の選手も入れてほしかったなあ。6選手足りません。

鈴木里奈選手。

撮影時に反射しないように袋から出したメッセージボードを、戻す手伝いをする濱本まりん選手。

野口美也選手。

サポーターと話をする滝川結女選手。言い間違えた?

試合が終わっても元気な18才コンビ、瀧澤千聖選手&原海七選手。

湯郷時代からのファンの方が持っていた100試合記念フラッグも撮影させていただきました。巴月優希選手、100試合出場おめでとうございます。更なる活躍を期待してます。


次の試合は4/27にアウェーで、好調の伊賀FCくノ一と対戦。

次のホーム試合は、5/2にUスタジアムで物凄く相性の悪いジェフ千葉市原ユナイテッドレディースを迎え撃ちます。一気にメンバーが替わった今年、相性をひっくり返すことができるでしょうか。2月の交流戦では、選手の大幅入れ替えもあって0-5で敗れています。多くの声援でチームを後押しできるよう、沢山の方の来場をお待ちしています。